店にアシゲク来てくれる子供たちのグループの中に
一人男の子がいる。
女の子の中で一人男の子。
でも本人も女の子たちも気にしてない様子。
仲良しはいいことだね。
まだ意識するかしないかくらいの
微妙な時期だからこそだよな。
あっちゅうまにそんな時期は過ぎてしまうものね。
中学に上がっちゃったらもうないかもしれない。
というわけで見ていてほほえましいなと思っていた訳ですが。
その男の子
最近では珍しいくらいのガキ大将タイプ。
照れ屋でぶっきらぼう
だけど悪い子じゃない。
ぶっちゃけもてるだろうなと思っていたらビンゴ。
「バレンタインは何個チョコ貰ったの?」と聞いたら「四個」
友チョコ主流なご時世では中々の数だと思われます。
「△ちゃんは本命として渡したって言ってたよ」
仲間内の女の子が男の子に教えてあげた。
「えー」男の子ひどくめんどくさそうな態度に。
「うれしくないの?」と聞いたら
「全然!だってデブだぜ」と即答。
うーんそうか・・・と思って
「ねえ、じゃあさ、その子がデブじゃなかったらよかったの?」
と聞いたらフリーズしてしまった(笑)
そうだ、考えろ、そこは大事だぞ!(笑)
「デブじゃなくても・・・やだ。」
男の子はしばらく考えてからそう返事してきた。
「ほうそうか、じゃあなんでやなのさ?」
「性格がやなんだ。」
「へえ、そっかあ。」
よかったよ、別の理由が出てきて。
やせてればいいとか言われたら将来を心配しちゃうもの。
で、グループ内の女の子は誰もその男の子には渡さなかったんだって。
そういう対象じゃないもーんとのこと。
そうですか、へえへえ(笑)
まあ、めんどくさい感情がないから友達なんだろうしね。
と思いつつ多分何かあるんだろうなと思う駄菓子屋店主でした。ハフ。