思う事
数日前、京都市内で起こった、暴走車両による惨劇。
あながち、他人事では無いなと思った。
私には、幸いにして「てんかん」の持病は無いんやけど、
一歩間違ってたら、加害者になってたかもしれないから。
2004年9月某日の夜、実家からウチに帰る途中で起こした自損事故。
豪雨の中、R309(水越峠)を、大阪から奈良に向け、
当時の愛車「愛R号(FullTime 4WDのラリー車)で疾走してた。
雨なんで、「滑る、滑る~[m:72]」と楽しんでたのまでは記憶にある。
ところが、次に気付いた時は、病院のベッドの上やった。
いや、最初は、そこが病院だとは思わなかった。
体中のあちこちが、線につながれてるんで、
「???」・・・頭ん中が真っ白やった。
ゴソゴソしてるうちに、ナースが来て、やっと病院だと判った。
でも、「なんで?」と言う疑問だけが点滅してるんで、
ナースに尋ねたら、救急搬送されて来た後の事を教えてくれた。
「事故ったんか?」「どうやって?」「人を危めたんか?」
ナースは、「事故った」って事は知ってたけど、
それ以上の事は知らなかった。
更に尋ねたら、事故の晩から、既に、4日が経過してるとの事。
しかも、その間、何度か、ベッドを抜け出して、徘徊してたと言う事。
それを知らされて、愕然とした。 まったく、記憶が無い。
「人を巻き込んだのか?」
それだけでも知りたかったので、ナースに頼んで警察を呼んでもらった。
ほどなく、所轄の交機の警官が来て、概要を教えてくれた。
幸いにも、人を巻き込む事は無く、ただ、電柱をヘシ折った事と
折れた電柱が、沿道の民家の納屋を直撃した事を知った。
納屋でなく、民家やったら、惨事やったかもしれない。
結局、、、
何が事故のトリガーになったのか? なぜ記憶が無いのか?
の、原因は解明できなかった。
京都の事故(事件?)の容疑者に、何があったかは知らない。
でも、もしかしたら、私も、同様の事故を起こしてたかもしれないと
考えたら、ゾっとした。。。