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ところで別の場所でとあるそっち方面のえらい人から聞いたのだが、農薬の使用回数は作物によっても様々だが、例えばリンゴの場合、年に16回は散布するらしい。年に16回だと、一月に一回以上って事になる。作物学的にこの回数が多いか少ないかはわからないが、スーパーで出回っているリンゴはまずそれだと思って間違いないとのことだ。果樹作物は作物の中でも農薬の回数が特に多いとか。素人から考えればホントに農薬漬けである。
・で、先日のユズ園の事を考えてみると、あの看板にでくわしたのは果たしてただの偶然なのか、それともあの看板は立ちっぱなしなくらいなのかって事だ。ユズが年間どれだけ農薬をまいているかは知らないが、あながち偶然じゃないんじゃないかと、リンゴの例を考えて思った事だ。
そしてもう一段階進めると、もしちょっとした田舎をドライブしたり旅行先で散策してた時に、リンゴ園やミカン園を見つけたら、どーしますか?
今までは「あ、リンゴリンゴ、おいしそーう。ひょっとして近くに直売所あるかなあ?」とか無邪気に喜んでそっちに足を向けていたのが、これからは「うわっリンゴ園だよぉアブネェなぁ、あそこに近づく時にはガスマスクが必要なんだよねぇ」と、まるで廃棄された核実験場施設もかくありきなくらいに風下に立たないように逃げださなくてはならんのかとかそこまで妄想が膨らむ。
今私、大変失礼な事を言ったと思います。でも、そーゆーモノを都会の人達は好むらしいのです。現にその16回のうち、味にまったく関係のない農薬は何度もあって、ずばり黒い小さな点が表面につくからとか、少しの虫食いだとか、そーゆーものを全てなくすための16回。もちろん農薬を全否定するつもりなんてさらさらないが、そこまでする必要があるのかとか、実際に農薬を使っていないリンゴやジャガイモを食べた学生時代のカザフスタンでの生活を思い出す。形は不揃いだしあちこち穴だらけだけど、味は別にまずくない。これで1キロ20円もしないのだからなんかおかしいと思う。
自然公園にユズを植えて、そのユズのために農薬をまいて、それで長居をするなという立て看板。どこからツッコめばいいのやらと思ってしまうが、一歩進めればそういうことで。
ちなみにこれは母方の実家のとある農家の人から聞いた話だが、米を作っている人だ。んでもって売るための米は下流に、自分達が食べるための米は上流側に分けて作るらしい。さて、どーしてわざわざ分けるのかしらん。