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石川県の環境の総合条例「ふるさと石川の環境を守り育てる条例」では、県内に生息・生育する野生生物のうち絶滅の危険性の高い種を名指しで指定し、その捕獲・採取等を禁止する規定が設けられている。こういうった希少種の保護を目的とした(あるいは目的の一つとした)条例は主に都道府県レベルで各地に設けられているが、石川県は先日新たに5種を指定の候補種とした。その中にチュウヒが挙がっていたのだが、これについてちょっと考える。ちなみに鳥や自然や法律に興味のない人には全くわけがわからんと思われるのでさくっと読み飛ばすべし。あくまで覚書き。
・当条例や国の種の保存法等において指定を受けた種は、原則捕獲等が禁止される。とったり殺したりしてはいけなくなる。また、その種がすんでいる場所を開発等から守る必要があると判断した場合、そこを保護区とし、開発行為を規制することができる。今の二つの規制は例外はあるもののいずれも罰則つきである。更に、単なる脅威からの保護だけでは種の存続がヤヴァい場合は、事業計画(国の場合、保護増殖事業計画という)がたてられ、すみかの手入れや繁殖等を行なうことができるとされている。当法令の持つ武器は主にこの三つである。
・チュウヒとは主にヨシ原等の草原を主な生息地とする猛禽類で、野ネズミや鳥等を捕らえて食べる肉食の鳥である。石川県では河北潟あたりが有名か(チュウヒは冬鳥だが、河北潟は日本ではかなり少ない繁殖地でもある)。そーゆー生態系の頂点に立つ猛禽類の例に漏れず、かなり大きな自然環境を必要とするため、全国で絶滅のおそれのある種とされている(日本の猛禽類でレッドになっていないのはトビくらいなもの)。今回の指定はそういった状況を勘案してのものと一見思える。
・しかしながら、哺乳類と鳥類に関しては鳥獣保護法により、全種原則捕獲・殺傷が禁止されている。特にチュウヒは狩猟期間もとっちゃダメなので、この条例で指定する意味はあるのかということである。
・残る二つの武器についても考えてみる。保護区を設定し、開発行為等から守るということだが、実際この法令等に基づいて保護区が設定された例は数えるほどしかなく、それも植物や昆虫、魚類等の狭い場所でも生存できる種ばかりである。理由は簡単で、私有地では財産権が制限されるからであり、公有地ではそもそも最初から開発されない(筈な)のだから保護区に設定する意味がないのである。石川県の代表的なチュウヒの生息地といえば河北潟だが、干拓地であり今でも農業をやっているここを本当に保護区にできるのか、保護区にする意味はあるのか、少々疑問ではある。大体チュウヒでは前述の通り広大な土地を保護区にしないと実効性が担保できない。
・事業については、最大の問題は事業を行うための予算である。自然保護に関連する事業では、スズメの涙ほどあればまだましというのは、国でも地方でも同じである。事業計画だけを立てておいてあとは市民団体等にオマカセという制度はないわけでもないが、金をかけない事業の実効性には(現段階では)限界があり、わざわざ「事業」としている意味もなくなる。もちろん、うまく地元の団体や企業等と提携し、自然保護をすすめている自治体の例はないわけでもないが。あと、計画を立てるにもとーぜん専門かもお金も必要だし。
・石川県がチュウヒのため積極的な事業をおこなうのかについては今後注目される所ではあるが、事業をおこなう上で事業をおこなう場所を設けなくてはならない点についても忘れるわけにはいかない。広大なすみかを必要とするチュウヒのために、そーゆー場所つきで事業ができるのか。かなりどきどきもんではある。
・そうなると考えられるのは、指定によって付随的にもたらされる宣伝効果が考えられる。「環境省RDBII類のチュウヒです、大切にしましょう」とするよりも「その希少性から捕獲・殺傷すると条例で罰せられるチュウヒです、大切にしましょう」とした方がインパクトは(良くも悪くも)大きい。また、保護区設定はできなくとも、営巣地をロープで囲って「この先に営巣地あり」とすれば人の出入りを難しくすることができる。これはコアジサシだとかチドリ類などの、人や車馬がレジャー目的で入って来やすい砂礫河原で営巣する種にとっては有効な手段と思われる。もっとも、河川敷などオープンスペースを利用したレジャーを制限することに地元自治体や国交省が乗ってくれるかどーかは疑問だが。
・この宣伝によって知名度を高め、自然環境に関心をもってもらおうというのは間違いではないので、やっぱりこれはこれでアリなのかとも思ってしまう。
・ただ、指定種のすんでいる場所が全部国立・国定公園の中という自治体もないわけではないらしい(笑)し、単なるポーズで終わる可能性はないわけではない。それこそ指定の後が重要になってくるのであるがさて今後が注目される石川県のチュウヒ。今度行ってみようかな。
・あと、これは完全にチャチャ入れになるが、河北潟って元々は汽水湖なんだよね。農地拡大のために干拓され埋め立てられた(干拓と埋め立ては違うけど)わけなんだから、チュウヒがすむほどってのは要するにそれだけ耕作放棄地が多いってことかしら?(実際多いらしい)だったら全国的にも激減している汽水環境の再生を自然再生法に基づいて…ゲフンゲフン。
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偉い人の飲み会に参加後、さくっと神後輩のお別れ会に参加。2次会からの参加で飲むことはほとんどしなかったが、とりあえず歌って終わる。「Can you feel my soul」「銀河烈風バクシンガー」「今がその時だ」あたり。順当。シルバー後輩がさくらんぼキッスを歌わなかった、軟弱者〜。
・その後神後輩の家に泊まった。いやぁ、築地のマンション街ってよく言うけどこりゃすげぇや、泊めてくれた神後輩には申し訳ないけど一種の怖ささえも感じたよあの一帯。大宮の方がまだなんぼか落ち着く…のはまずいかな。
・ぼさっとオンエアバトルセミファイナルを見る。個人的にかなり好きだったヤポンスキーが落ちてしまった。カニミソ君の登場を期待していただけに、残念。
・ちなみにF.Gさん、
グランギニョルとはこういう意味らしいです。