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東証で６１万円で１株売を１円で６１万株売りとやっちゃった話。このミスにうまく乗って利益を出した証券会社もいる（もしかしたら特例でチャラになるかもしれないけど）ってところがさすがはこの業界というべきかもしれない。確かに板に張りついて見ていればミスった瞬間はまるわかりなんだろうけど。
んで、この事件で怖いのは、入力ミスを防げない端末だったり、警告が出てるのにそれを無視して処理を続行させたオペレーターなわけではなく、「１万株しか発行されてないのにその６０倍以上の株のカラ売りが許されるという東証という市場のルールそのもの」だと思った。それって、やろうと思えば証券会社によっていくらでも市場を操作できるってことだから（それにともなうリスクはあるが）。こりゃ、一般投資家、特にミニ株とか言って近年証券会社が取り込んでいた層なんてムシられるだけのカモなんじゃないのかっていう気がするよなぁ。まあ、金持ってるやつが有利っていうのはギャンブルの基本法則ではあるけれど、（日本の）競馬はハッキリポッキリ現金決済主義で実際には買ってないのにオッズだけ操作するなんて無理だしなぁ。もしかして、株ってギャンブルですらないもの（しかもルールが酷いからゲームとしても成立するか怪しい）だったりするわけか？怖いねぇ…。