●Little MSNに行ってきた
OPIカップで麻雀熱を再発したせいか、たまにはネタに麻雀を打つのもいいかと思い、今更だけど東銀座のLittle MSNに行ってみた。2回程。
結論。
今から行くには中途半端すぎる。
既に常連になってる人がいるとかそういうツテがある人は行ってみるのも一興かとは思うが、そういうツテがない人は行っても不快な思いをするだけだから行かない方がいいかも。
とにかく常連が五月蝿い。ギャラリーに来る常連がプレイヤーになってる常連とあれこれ五月蝿いので、はっきり言って4人打ちの麻雀になってない。ノーレート東風戦800円であるからして「かならず800円負ける麻雀」を打っていることになるわけで、それならそれなりの対局なりなんなりってもんを楽しませてもらおうじゃないのという期待はあっさり裏切られる。
常連みたいなのが五月蝿くギャラリーと会話しながら打ってる(だから手は相当バレバレになるに決まってる)のに満貫直撃食らわせて和了ろうものなら、そいつブンむくれですよ。悪いけどそんなお子様と楽しく麻雀なんか打てるわけない(苦笑)。接待麻雀でもされたいのか。
まあ、少なからぬ常連さんもいると予想されるわけだし、約30分で一卓あたりの上がりが2400円であるわけだからメイド喫茶よりは下手したら収益率は高いのかもしれないけど。
ただし、ツテもなにもない人が卓囲んで30分ギャンブル度外視した上で面白いゲームとしての麻雀を打てるかというと、「コスプレ店員と卓を囲むという非日常」というネタ以外の要素はないと言ってもいいか。常連になるという道を選択するにしても、前述のようなお子様が常連として混じっているようじゃダメじゃないかな。コスプレ店員(ここでは小雀鬼という)も普通のフリー雀荘みたいにホスト役に徹しているとは言いがたい状況だし。逆にこっちが気を遣って打たなきゃならないぐらいで、はっきり言って何のために行っているのかわからないことになる(笑)。
3人で行って店員と打つというのが常連以外の人間が唯一楽しめる道かもしれないとは思うが、それだったら4人集めて仲間内で真剣に麻雀を楽しんだ方がいいかもしれんね。貸し卓1時間1600円ぐらいのところで(苦笑)
●メイド喫茶経営をとりまく状況
近頃のマスコミが作りだした「秋葉といえばメイド喫茶」というブームによって、秋葉のメイド喫茶はこれまで秋葉に来たこと無かったような層が列をなして並んでいたりするような光景な訳だけれども、こういった一見さんがいっぱい来るという状況は、経営的には非常にありがたい状況だろうなとLittle MSNの事をからめて思ったり。
経営的には回転率が高い方がいいわけで、長時間滞留しないであろう物見遊山な一見さんがいっぱい来るという今がまさに理想的な状況。逆に言えば、追加オーダーもしないで常連同士でダベられるなんてのが店側から見れば最悪な状況なんだろう。そういう店のことも考えないダメな常連を引かないってのが理想の経営ということになるがどうなんだろう。
ヲタ的に言えば物見遊山の一般人が入ってきたせいで、長時間並ばないと入れなくなったなんて不平もあるんだろうが、向こうも商売だからねぇ(苦笑)。自分に気持ちのいい場所を存続させるにはそれなりの費用の拠出ってものが必要になりますよという、ごく当たり前の事か。
まあ、そういう点においてLittle MSNは優れていて、どう考えても30分以内で終わる東風戦で三人から2400円。4卓ぐらいが常に回っていたから単純計算で1時間あたり19200円の売り上げがあることになる。これを普通のメイド喫茶で達成しようとすると、どれぐらいの床面積が必要なことか。そして、一戦終わったらまたエントリーしてという客の回転率を強制的に上げられるシステムがあるわけだから、経営的にダメな常連(雀荘として成立するかはここでは別問題)を引く可能性は少ないというわけだ。結構、理想的かも。風営法の縛りを受けるという点で出店が規制されるというデメリットはあるけど。