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夢目記


日記鯖システム管理者からのお知らせ

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  • 都合により日記鯖のURLが http://ds.wa-mo.to/ から http://ds.sen-nin-do.net/ に変更となりました。 突然で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。(2019/01/27)
  • 日記鯖の仕様変更、不具合対応等については、こちらの記事もご覧ください。

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2001/01/01 あけましておめでとうございます。- 21世紀初譫妄!

- 数少ない知人の皆さん、今年もよろしく。

- 新年早々気がくるったようなことをいうのもあれですが、「パソコン精通した方々」というと普通だけど、「パソコン精通した方々」とかいうとえらいエッチなような気がする。ここ数日の固定観念なのですが、以下のくだりを読んだことに原因がありそう。
エレホンの第23, 24, 25章にあたる「機械の書」のなかでバトラーは、機械も生物の系統発生と同じように目にみえない連鎖の糸で結ばれており、1つの機械の全体や部分が他の機械の部分に組み込まれるといったやり方で進化すると考える。その意味で諸々の機械を生物の分類と同じように属、亜属、種、変種などに分けることができると言う。そして現在の機械が意識(現在の人間の意識とは異なるかもしれないが)をもつ機械を産んでいくことも不可能ではないと言っている。その際、機械が新しい機械を産むなどと言うべきではなくて、人間が機械を作り出すのだから、人間がそのような機械を作りさえしなければいいという反論にたいして、ある種の植物が昆虫の助けをかりて繁殖する例を挙げて、次のように言う。昆虫がいなければ花粉をめしべに運ぶことができないし、種子をつくってつぎの花をつくることができないのだから、その昆虫が「私が花をつくっているのだ」と言うかもしれない。でも「植物がつぎの植物をつくっている」という言い方もできる。しかし、ほんとうは「植物の花粉とめしべと、花粉をはこぶ昆虫をふくんだ全体の生殖のシステム」として考えるべきで、この他にも色々な異なったシステムが存在するのである。昆虫を主体とした言い方もできるが、花を主体とした言い方もできる。(沢田允茂『言語と人間』講談社学術文庫p246-7)
先々週、ラカン掲示板で、男性の神経症、精神病患者が抱く<子を生す>幻想と民族誌についてのくだりが話題になったとき、文化人類学事典で「擬娩」とかいう項目を調べたのを思い出す。
【擬娩 couvade】 妻の出産前後に夫が日常的活動を停止して禁忌に服し、妻の出産の付随する行為を意識的無意識的に模倣する習俗。couvadeという言葉は中世フランス語で「臆病気に引きこもること」を意味し、古フランス語のcouver(鳥が卵を抱える)を語源とする。あたかも夫が妊娠・出産したような行為をする風習なので、「男子産褥」とも言う。(中略)擬娩の形態は儀礼的行為から心身症的症状まで様々である。前者の例として、夫は刃物を使えない、猟や漁に出てはいけない、水浴が禁じられる、ある種の食物を食することが禁忌となるなどが広く見られ、後者には、妻のつわりの時期に夫も吐き気をもよおす、目まいがする、やせる、歯痛がおこるなどがある。前者を「社会的擬娩」、後者を「精神身体医学的擬娩」として区別する者もいる。擬娩の目的および機能として、夫が妻の苦痛を分かち合うことにより出産を軽くする、夫は分娩を妨害する邪悪な霊の目を妻から自分に向けさせて妻子を保護する、夫に父親としての自覚をもたせるなどがあげられる。また南米インディアンのように、子供や父親とより強い超自然的紐帯により結ばれているという信仰のある社会では、父親の一挙手一投足が子供に影響を与えるので父親は数々の禁忌に服さねばならないと考えられている。19世紀の進化主義以来、擬娩は、母系から父系へ移行しつつある社会で、生まれた子供の帰属をめぐって父親がその父性を主張する象徴として行われると考える流れがある。また、ホワイティング(J. W. M. Whiting)とバートン(R. Burton)によれば、妻方居住的で産後母子が父親と排除して就寝する習慣のある社会で擬娩が行われる傾向があるという。すなわちこの様な条件の下では、男児の性役割行動獲得が困難で、異性への同一化が促進される。擬娩はその制度化されたひとつの文化的表現であるというわけだ。(下略)(『文化人類学事典』(弘文堂)p108 - 馬場優子氏執筆項目)
シュレーバーの「女性神経」とか「小さな男たち」とは直接結びつくものではないけれど、生物学的出産でない感覚、意味のレベルの「出産」ということだろう。男による出産、機械による出産等々。農業とかはどうかな。やはり自然による出産 - 非人間的形態での出産 - なのではないか。芸術もそうではないか。「人間的自然」(=精神)による出産。

- どうでもいいが、これまで農業、農村に興味をもったことがなく、戦後の石原莞爾の農本主義的、精神主義的ユートピア計画の本を読んでもとかにはなんか厭な印象しかもたなかったけれど、フーリエ『四運動の理論』の奇想天外な「農業組合」の幻想的記述を読んで、いささか考えが変わった。農村は、というか一般に地方は、保守的、道徳的であって、たえがたい、というイメージだったのだが、将来にわたってそうだなどと考えなくてもいいではないか。「暴力団」から「暴力」という限定辞をとった「団」、「暴走族」から「暴走」という限定辞をとった「(部)族」といった小集団が、解放された生産、消費を無制約的に実現しうる場として、つまりフーリエ流の「農業組合」としてある農村というのも面白いのでは??? ちなみに、フーリエについても、読み物、お話としては面白いけれど、農本主義だからダメだと思い込んでいたけれど、それは農村についての既成イメージ(いわゆる「素朴」「牧歌的」「田園調」)で考えていたからだと思う。大都会の最も不可思議、奇妙奇天烈なファッション、風俗、生き方よりももっとnutty且つqueerな場が「農業組合」であっても良いではないか。コップの底に顔があっても、パソコン精通しても、ドラえもんが詐欺師であっても良いではないか! (←錯乱)

- てゆうか新年早々情緒不安定。まだ幻聴まではいかない。どうなってるのかな、一体。

- 苛々して朝までねむれず、初夢どころじゃない。なんか厭なことばかり思い出すし。もう4, 5日こんな感じだけれども・・・。

- 7時になったが、まだねむれない。

2001/01/02 「初夢」とかいて「バツユメ」と読め!

- 母が元旦にみた夢

- 「朝がただよ、ほんの三十分くらいの間・・・。2種類夢みたんだよなあ、寝て起きて、寝て起きてだから、先のほうの夢はな、ひろいパブみたいなお店で、ちょっと野外みたいな感じがするんや。それで、だいぶ前みた夢とおんなじような舞台があるんや。おかあさん、[子どものころの姿の]正気くんを背中におっぷしてだか連れてるんやけどな。ほでな、若い女の子を5人くらい雇ってるんやな。『[店が]暇やったら女の子減らさないといけないな』とか思いながら、店を人にやらしてて。なんかとても疲れてて『もうそろそろお仕舞いにしよう』っていって。まだ3組くらいお客さんが残っていて、その3組のお客さんっていうのはな、約40年くらい前おかあさんが[店で]ピアノを弾いてたころのファンばかりでな、電通とか高島屋とかそういう会社のオエライサンやった。『今日はすごく疲れた、閉めよう、お仕舞いにするね!』って行ったら、[残ったお客さんたちが]みんな立って、こっちに来るんやけど、どうしたわけか、とても疲れてて、締め括られんのや。それでみんな帰り出して、お客さんもどんどん出ていくんや。で洗い物だけカウンターの上に一杯あって、『あーこれ全部洗わんといかんのかなー』って思って。で、お金がなくて伝票だけがあるんや。7,000円とか18,000円とか・・・。困ッタナーと思って。計算できなくなって、頭クラクラして。計算できないんや、気持ち悪い。『こりゃー大変だなー、どうしようかなー』って思って。そしてら古いパパが、酒飲んどって、『計算できんのやったらとりあえず来たときに[客から]10,000円ずつ貰って、帰るときにお釣りもらえばいいやないか』ってゆうて、『そうかナー』って思って。計算できない、口も縺れる、これじゃあ困ったなー商売できないなーって思って。それで、正気君を背中におっぷしてるんやな。正気君は何もいわんでおとなしくしてて。『こりゃあ困ったぞー計算ができんくなったし、考えれば考えるほど、動作が遅くなる・・・あーこの残骸をひとりで片付けてあーしてこーして、って、思えば思うほど、からだが動かんくなる』」

- 「もうひとつの夢はな、店じゃなくて、西部劇のバーあるやろ、円いテーブルがあちこちに一杯あるような。そこでテーブルのあちこちに、おかあさんが使ってたバンドのメンバーの若い子が4人くらいおるんや。なんかその、広い食堂みたいなところから、4段くらいトントントントン上がったところに、舞台があるんや。控え室みたいなところがあって、『そろそろ仕事やから入って入ってー』って。そしたら、部屋のところに、強盗みたいなのが入っててな。凶器をもっててな、殺人をしてるんや。みんな怖がって、すっとんで逃げてしまって。それでおかあさんはな、『そういうことをしたらいかん』って言って、宥めてるんやな。そしたらな、『うるさい!』って言って、『そんなこと言ったらお前を殺すぞ!』って言って。それで、[背中におぶっていた]正気君をおろして、メンバーの子に預けて。ほでな、まさか殺すとかせんやろうと思ったら、おかあさんをぐすーと刺すんや。40過ぎくらいの男の人にな、刺されてな。それが痛くないんや。胸を刺されて血がいっぱい出てるのに。死ぬのかなーと思いながら『そんなことせんほうがいいよ』って言うと、4回も5回も刺されるんや。『この人は昔からおかあさんを脅してたけど、何するかわからんなあ』。するとおじいちゃんが出てきて、『照ちゃん、痛いなんかゆうたらいかんよ。昔の兵隊さんは、首切られても、痛いなんかいわんやったんやから』っていうから『そんなこといっても首切られたら痛いなんか言えんやないか』って言い返して。強盗のほうは、何回刺してもおかあさんが倒れんから、拍子抜けして刺すの止めてしまったんやけど、その隙をみて、[刃物をとりあげて]相手をぷすーと刺したんや。」

- ぼくは夢をみなかった。というかここ4,5日、心労が重なって、朝まで眠れないでいる。ひとつは口外できないが、もうひとつは、チロチャンのことだ。昨日の深夜から今日にかけて、苦しいらしく、ずっと大声で鳴きわめきつづけている。すごい量のウンコと血が出たし、もうそろそろかなあ。

- 揉め事は厭だなあ。胃がいたくていたくて・・・。ひさびさに発作を起こしそうな感じだ。慣れないことをしたから悪い。

- チロチャンが苦しがって叫びつづけているが、どうしてやることもできない。ほんとすごい声です。一時は、声が出なくなったの? と思ったほど静かだったのだけれど・・・。

- ずっと鳴きつづけているが、みると、半ば意識がないらしい。夢うつつのなかで、何かと喧嘩しているらしく、ひさびさに、戦闘的な鳴声。それが四六時中つづいている。

2001/01/03 チロチャンが死んでしまった

- 朝7時に母に起こされ、みてみると、チロチャンが冷たく、硬くなっていた。拭いたりしたあと、商店街に段ボールをもらいに行った。今日一日、チロチャンの死骸といっしょに過ごし、明日市役所に電話することに。なんだか、なにもかもどうでもよくなってきた。とくに、人間的な争いごとなど。それにかまけて、ここしばらく、チロチャンを十分にみてやれなかったことが、本当に悔やまれる。どうでも良いことのために、自分にとって唯一大事なものをないがしろにしてしまった。

- 母がみた夢(夢をみた本人による図解)

「『チロ、これなんな...』
『無言』
『これチロの赤ちゃんな...』
『ムニャムニャ』
『なんで教えてくれなかった』
『ムニャムニャ』
『いくつだったの...』
『淋しそうに見上げる...無言』
『こんなに冷たくなって...可愛そうに...寒かったろう...でも、これチロの足じゃないの...』
風が吹いて枯れた足3コが風にのって...
最後の1コも親指だけ残って残りは風で舞上って...
『チロ、これもう死んでカラカラになりそうだヨ』
『チロ、寒かろうこんなに冷たくなって』
[チロ]『これでもういいよ...』
『可愛想に、色々気が付かないでごめんネ...』」


- 自分の初夢2001

- 「武士さんという堅肥りの真面目な人が運営する掲示板に、お茶らけた感じで行ってみる--どうも「掲示板」が半ば具体的場所のように、半ば仮想的場所のように夢のなかで呈示されている。意外にも武士さんは厳しい態度で、ぼくが『Sの哲学部屋』というホームページをもっていることを批判し、[君はもう哲学をやっていないのだから、ということか?]『エスヘヤ』と改名しなさい、と強い調子で諭してくる。視界全体が赤黒い混沌とした渦みたいな不定形の幕/膜みたいになっていて、そこに文字らしきものが形成されては消える、といった感じ。『エスヘヤ』というのも、重々しい声として聞こえたようにも思うし、脆くてすぐ崩れる文字列として形成されていたようにも思う。その後、いろいろな文字列が生じては崩れるが、どうしても読み取れず、不安に感じる。」

- チロチャンがちょうど息を引きとりつつあったとき、この夢をみていたことになる。こういう系統の夢--半ば夢のようで半ば入眠時幻覚のようで、文字や像が生じては崩れ生じては崩れする夢--は決まってひどい悪夢。

2001/01/04 チロ通夜

- チロ通夜。とても寂しい。が、10時間泣きつづけてすこし落ちつく。

- 母親が泥酔してチロチャンの死骸とこたつで添い寝している。

2001/01/05 チロ出棺

- 船橋市役所4階の環境衛生課に段ボールに数珠や手紙、ドッグフードなどと一緒にいれたチロの死骸をはこんだ。手数料1,050円をとられた。

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