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帰ったら、全ての事が違って見えた。
無力感が激しくて、あらゆる事がばかばかしく思えた。
「ちゃんと〜しなければならない。」に価値を見出せなくなってた。
その気力の減退のせいか、後遺症は出ないと言ってたけど後遺症なのか、単純な事が覚えていられなくなった。
本気で頭が弱くなったのかと思ったw
でもきっと、そんな極端になるほど前が張り詰めていてと後の差が激しかったんだろうな。。
並行するように、物凄く楽しいゲムに出会ったりして、私はネットで遊ぶ時間が増えていった。
違う世界が良かったんだぁ。
自分の息苦しいリアルとは別の世界。
老若男女問わず、いろんな人と出会ったり、話す事。
夢中になれる遊び。
普通の刺激。
一日中まともに会話が成立しない子供以外と口を利くことがゼロに等しい。そんな日常。
愚痴なんか言わないよ。何気ない人間との会話が楽しかった。
人に飢えていた。
入院した時に猛烈に心配したと言う友達とは、その少し前から距離が開きつつあった。
開けたのは彼女。
色々な物事のために、ベッタリをやめようと考えたのだと思う。
それは別に悪い事じゃない。だからと言って彼女が冷たくなったとかそんな事じゃないんだ。
うまく言えないけれど、私に頼らなくなったと言えばいいのかな。
突き放すと言うより、後ろに一歩引いた感じだね。
そして私はそれによって自分もまた頼れなくなっていた。
そんなこんなでリアルの生活から自分の心がぐんぐん離れていた。
それでももちろん、一応のやるべき事はやっていたよ。
けれど頭の中を「何のために…」みたいなものが支配するようになっていた。
物心ついてからずっと、自分の幸せを手に入れようと頑張ってきた。
家庭に恵まれなかった分、家庭にこだわりすぎていた。
自分の幸せは「家庭を手に入れる事」にあると信じていた。
そしてそうすれば全てがうまくいくと思っていた。
一生懸命勉強したよ。一生懸命人と付き合ってきたよ。働いたよ。
それが幸せにつながると信じてきたんだ。
自分にとっての幸せとは何か。自分に合うものは何か。 それすらもわかっていなかったんだ。
親のようになりたくない。親兄弟の干渉から逃れて自由に生きたい。
ずっとずっとそう思ってきた。
でもそれは、そう思いつづけている限り、彼らの手のひらの中から出られないと言う事だったんだ。
奴らに馬鹿にされたくない。奴らに認めさせたい。愛して欲しい。
そうして私は結局、自分の道を親の都合に合わせ進んできたんだ。。
我が強いようで、自分を持っているようで、実は自分が何もなかった。
弱さに目を背け、大事なものを見失い、間違った道を進んできてしまった。
私のこれまでの人生は間違いだった。
年寄りは頑固だとよく言う。年を取ると頭が固くなるって。
それは、守りに入るから。 そして、自分の今までを「正しい」と思いたいから。
年を重ねれば重ねるほど、「間違っていた」ら、洒落にならない年月を否定しなければいけなくなるから。
そしてだから、過去を後悔・否定しないために、今を頑張る。これで良かったと思いたいから。
私だってもちろんその中の一人だった。
うまく隠し切れれば、自分のなりたかった人間にもなれず、嫌いなタイプの大人になっていたかもしれないけれど…それでも生きていけたのかもしれない。
でも蓋をして、必死にその蓋を押さえつけていたのに、外れてしまったんだ。
私は見てしまったんだ。
自分の1つの判断、考えかた。そんなものじゃあない。
自分のこれまの判断が全て間違っていたという事がどんな衝撃かわかるだろうか。。
もちろん、今までがあって今がある。その全てに良い事が一つもないなんていわないよ。
その時の自分。 それまで出会った財産と呼べるような人間。
でも、根本から間違っていた。そして自分が信じて疑わなかった、幸せになるための努力は
その時の自分に何の役にも立っていなかったんだ。
きっと…私は遅かれ早かれ、この事実に気が付いたと思う。。
ずっと目を背けて蓋をしてはいられなかったと思う。。
自分の最も嫌う、視野の狭い頭の固い大人になりたくなかったから。
そして私は自分の人生を自分のための人生をやり直したいと思った。
リセットしたいと思った。
このままでなんかいられないと思った。
敗北感に打ちひしがれているときに、出会った人たちがいた。
楽しかった。それは決して親友と呼べるような相手ではなかったけれど、人生の敗北者のようになっていた私にとってはささやかな救いだった。
そうして私は必死に現実の良い事を探して、折り合いをつけようとしていた。
その中の一人の男が私に惚れた。何に?どこに?良くわからなかったけどw
とにかく、押して押して押された(ぁ
押しに弱い私( ゚ ρ ゚ )ボーーーー
そして全部いいよ。と言って私の心を強引に開いた。
それは自分の敗北感の再認識。居場所ではなかったと言う事実を目の当たりにさせた。
自分の本当に欲しかったものに気付かせ、そしてそれがずっとずっと旦那との中になかった事を知らせた。
精神的な支え。そしてそのための互いの愛情。
そうしてこじ開けて見せ付けて、鎧を剥ぎ取られて、その男はあっさりいなくなった(´゚ω゚):;*.':;ブッ
あっさり?かどうかはビミョかなぁ。。そーいえば、こいつだけちゃんと別れてなかったなw
ただ、彼は彼で剥ぎ取った私を何か違うと感じたのだろうし、私は私で本当に欲しかったものに気付いた時に、彼に対してもまた「違う」と感じた。
この男はすげー強くなりたくてでもとても弱くて、そして卑怯だった。 とても悲しい奴だった。
この間たまたま話したけど、何の感慨もなく相変わらずだなぁ。なんて思ったね。
だからいいんだ。別に未練もなにもない。
ただ、この事で私は、本気でここにいられない。そう思うようになった。
家庭があるのに孤独。頭の中が『 違う違う違う …』それでいっぱいだった。
たぶんこの頃だね。親友を泣かせてしまったのは。
病気のあと、彼女は猛烈に私に干渉をはじめたw
彼女から距離を開けたのに。
入院した時、わけのわからない病名を聞いて、死ぬかもしれない。そー思ってパニックになったらしい。
私の変化にもっとも気付いていたのも彼女だ。
けれど私は本当に変わってしまっていた。
家庭とは別に彼女に対しての距離も自分が変わっていた。
私は干渉が嫌いだ。トラウマのように嫌いだ。
そして心底心配して言ってくれている彼女の干渉でも嫌だった。
共に泣き、笑い、戦ってきた親友。
それは今だって変わらない。友達の中で一番気を許しているし互いも理解している。
けれど、頼る気持ちはなくなっていた。だから拒んだ。
そしてこの事だけは無理だ。そう思った。
そして泣かせてしまった…w