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「マイナー誌のマンガが多いね」
友達にいわれる言葉。
チャンピオン(板垣恵介作品)、アワーズ(内藤康弘、石田敦子、宇河弘樹)、サンデーGX(島本和彦)、少年エース(田島昭宇)、Boon(井上三太)、コミックビーム(岩原裕二)・・・。
ジャンプ、サンデー、マガジンといった少年誌には最近ほとんど手をつけておらず、かろうじてジャンプのデスノートとジャガーを読む程度。
人の知らない物を見つけて、こっそり楽しむ。
デビュー前のインディーズバンドを発掘する感覚に似ています(と思う)。
漫画は自分にとって最も手軽なメディアです。
手軽で楽しく、時として元気をもらえる。それがマンガです。
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いままでそこそこの数のマンガを読んできましたが、実は去年から読むのが怖くなってページを開けない漫画があります。
「アニメがお仕事!(石田敦子)」という漫画なのですが、これはアニメータの仕事・職場での出来事を描いた漫画です。
単行本は本日現在3巻まで出ています。
1巻は読みました。
その時はまだ作品から出る覇気に耐えられたんでしょう。
2巻も買って積んでおいたのですが、ページが開けません。
時期こそ忘れてしまいましたが、仕事がうまくいかなくて(いつもだろ)、自分を責めてしまっていました。
その漫画のキャラクタたちは、こういいます。
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アニメが、仕事がこんなもに好き。だけど、食べていくのにこの仕事は辛い。
でも、好きと生活を天秤にかけて好きを捨てることができない。
傍から見れば、生のセル等いわゆるお宝があるところなので泥棒も入る。
そんなところだけど、誇りを持って仕事をしてる。
みんなのカットが試写でキレイに動くと、それはもう嬉しくてたまらない。
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達成感のためにフルパワーでまっしぐら。
それを押し殺して生活のためにいわれたコードだけ書いている自分、一生懸命やったのに営業事情で不毛なエンドを迎えた案件にいた自分。
自分は報われないのか? 過去に縛られて元気を捻出できない自分に渇を入れるのが怖くて読めないのです。
この漫画を受け止めて元気の素にできる日は来るのか? ずいぶん前から不安です。
たかがマンガ、されどマンガ。そんなハナシ。