朝。
和食を食う。よつばとの「シェフを呼べ!」状態。
米にわざわざふきんをかけて保湿してあるし、醤油も入れ換えたらしく痛んでない。
ここ、イギリス風にオートミールもあるらしいんだが、タマゴかけご飯の誘惑には抗し難い。
失敗。
俺は休日は窓を開けっ放しにしている。
そのせいで、虫が入ってきたのを放置しておいたら、殺虫してくれたらしい。
…うう、南アの殺虫剤の匂いって強烈なんだよ…死ぬるぞ、こりわ。
と、言うわけで窓を開けっ放しで対抗…くそ、俺の手で始末しておくべきだった。
昼:
RICAIANO TOSCANA ROSSOと言うワインを飲む。
俺的には呑み切りサイズで嬉しい500ml。
イタリアからの輸入モノらしく、輸入の手間のせいか、同価格のワインよりちょいと落ちるかな、と
感じたが、モノは悪く無い。
SOMOKED MUSSELSと、こちらのサラミをつまみに飲む。
昼飯は特にいらんと言う気分になったので、日記をまとめつつ、昼飯は終了。
夜:
ひぐらしのなく頃に、をプレイ。
いいわー、いい。これぞビジュアルノベルの醍醐味っ。
鬼隠し編、綿流し編とプレイしたが「楽しい日常」と「忍び寄る影」の混合比が絶妙で良い。
最近「挿絵つきライトノベルを表示」してるだけのゲームが多い中、簡潔な文章が音楽と効果音、絵
でつながれて、物語が進んで行くシンプルさがたまらん。
時価怖い。
外国で魚を食ってて思うのが、「SQ(時価)」が怖い。
レストランのウェイターがいろいろ食材を見せながら解説してくれるのだが、SQが多いのである。
当然の話だが、俺は相場を知らない。さらに、料理のネタは国により価値観が違う。
例えば、トルコのアンカラでは、イカのバターソテーが、ぷりぷりの海老と同じ値段か、それ以上取
られる。
ウェイターが誇らしげに「今日は海老はないがカラマリのフレッシュなのがある」とか薦められるの
で、頼んでみると、日本人の想像を絶する気配りで調理されたイカのバターソテーが出てくる。
確かにおいしいが、今ひとつ不満が残る。要するに、俺の価値観が海老>>イカなのが悪いのだが、
そうは言っても、俺にとってはイカはイカである。
かといって、SQを敬遠してると、魚なんかはサイズにより時価が基本だし、食べる前に見てサイズを
指定しておかないと、壮絶に巨大なの魚を「サービスしてあげるよ」とか言われて出される。
ま、SQでも店の格以上の値段を取られることは無く、こうして日記のネタに書ける程度の笑い話なん
だが、毎日魚介類を頼むときにドキドキしているのである。
ついでに:
SQと一緒に薦められているだけで、特にSQじゃない食材もある。
この前、ムール貝のクリーム煮を食べたんだが、ああ、これならいくら払って惜しくないな、と感動
していると、支払いが驚くほど安かった。
メニューを確認したら、普通のスターターだったらしい。
そりゃ、スターターをメインディッシュにしてワインを飲んでりゃ、安いよ>俺。
昼:
昼の酒盛り大会をお休みして、炭酸水で過ごす…ほれ、仕事で来ているので。いろいろあるのだ。
昼を、つまみになるかと思って買っておいたミートボール入りスパゲッティの缶詰を暖めて食う。
味は悪くないが、覚悟していた通り麺が度を越して延びてる。やっぱ、イタリア料理を貶める陰謀…
と、アホな話はおいておいて、ミートボールだけの缶もあるし、パンを買ってきて軽く食事にするの
に使えるかも知れない。
夜:
部屋で軽く引っ掛ける。
夕食の時にワインを飲むので、部屋に帰ってからは大げさなつまみを必要としない。
こちらで手軽なつまみと言えば、BLITONG(干し肉)がある。
店によって味はさまざまで、純粋な干し肉みたいな奴、腸詰風の奴、肉が巻かれてスティック状にな
っている奴…などなど、さまざまなタイプがある。味つけも、肉の佃煮みたいな味から、サラミ風味
まで、いろいろある。
俺が気に入っているのはサラミ風味の奴だ。ワインをのんびり飲むには少々味がきついが、ビールに
は最高。最近は、ワインばかり飲んでいるので、BLITONGは中断している。
ワインのつまみに出来そうなBLITONGもあるんだが、こちらはワイルドさに欠けていて、ビールの際
に今ひとつ。
と、言うわけでワインでもビールでも潰しが利く缶詰のSMOKED Oysters(かき)だ。
CDケースの半分くらい面積、縦2cmくらいの平たい缶に、スモークされて油漬けになったオイスター
がずらーっと並んでいる。缶の割には歯ごたえがあっておいしいし、それほど腹に貯まらない。
実は、赤ワインを飲む時に、こいつを喜んで摘んでいるのは内緒だ。
注意)
・こいつはWeb日記だ。
・だからエンターテイメントとしておもしろおかしく書くし、現実の人間や
事件とは「ある程度のフィクション性」を持って脚色される。
・ようするに、リアルで、価値がある情報かどうかは不明と言うことだ。