我が身、既に準備完了っ
と、言うわけで客先納品試験準備、完全に完了
いやぁ、マイナートラブルが妙に多くて、ちょっとドキドキもんの作業であった。
わりかし得意な部分に障害が集中してくれて助かったが、それでもドキドキ。
2000年からのチームの生き残りは俺一人で、現在入れ換えたメンバーが猛烈に勉強中なの
で、俺だけでしのがねばならんのである。
ルイボスティー買って帰るから許して>旧メンバー。
と、言いつつ、迷惑かけました>旧メンバー。
ワインは忘れてないっす>新メンバー
と、言うわけで準備はおしまい。怠惰な日々を過ごす。
あまりにも怠惰なんで、ずるずると記述。
朝飯:
タイのカップラーメンを食う。
麺が独特の味で、こういうのがあの国の主流なのかと思う。俺は好き。
いい加減、ホテルの食堂行けよ>俺。
AM:
散歩中、上司に会う、狭いモールの中でよく俺を見つけるもんだ、と思う。
まぁ、趣味が似通ってるので、行く店が同じなのだが。
と、言うわけでカフェで一休み。
マイタイとストロベリーダイキリをやる。
ヘミングウェイを気取ってダイキリにしたのだが、ボーイが妙に薦めるのでストロベリー
ダイキリにする。
どうやらカップル用らしく、それなりに大きい。
奴は、してやったりと思ってこっちを笑ってる。
ふふふ
ふふふふ
ふふふふふ
悪いが、俺もトルコで、アルティメット=マルガリータで修行をした身っ。
この程度のサイズで驚くかっ、俺の酒は別腹であるっ。
楽勝で制覇…俺の好みからすると、少し甘めだが、昼前のオープンカフェでチンタラやる
にはこれくらいの方が良いのかも知れない。
当分、休日の朝はここになりそうだな。
昼飯:
ダイキリに気を良くして、今日は昼から飲むことに決定。
ワインを購入、サンドイッチを買い忘れたので、昼飯をラーメンにする。
新装備、なんでも電気ポットにしちゃうぞヒーターとこっちで購入した鍋で調理。
マルタイのラーメンはコンパクトで、尚且つ味が良い。今回は即席ラーメン一袋と、屋
台・九州味・棒ラーメン二袋を持ち込んだ。
このサイズで6食分、頼もしい。
ヒーターと鍋を用意する手間があるが、省スペース性を考えると、海外に持ち出すには最
高ではないかと思う。味は、インスタントラーメンへの郷愁とラーメンそのものへの郷愁
両方を満たしてくれる良い味である。
PM:
ワインを飲んだくれる。Goiya SOUTH AFRICAと書いてある。スーパーで30ランド。
ちなみに、ホテルの売店で500mlの水を買うと30ランド(笑)…ってホームバーの水と値
段をあわせているだけだと思うが。
さて、こっちに駐在しているエージェントの人が、店で買うワインは30ランド前後がいい
と言ってたので素直に実行…なるほど、こりゃうまいわ。
週末には上司と酒盛りをしているのだが、60ランドのワインはほんとにうまくて、今日は
「ワインを飲むぜぇぇぇぇぇ」と気合を入れるのにふさわしい味であった。
で、どこまで落とせるか、今週は試しに25ランドまで落としたが、これくらいなら店のグ
ラスワインの方がうまいし、わざわざケチるほどじゃないな、と言う印象。
で、今回の30ランド。のんびり怠惰な昼を楽しむには、肩が凝らない。
と、言うわけで、当分は週末の酒盛りは60ランド級、昼に一人で飲むには30ランド辺りを
目指すとしよう。
ワインの好きの大ボスには怒られそうだな。
# まぁ、楽しんで飲んでるのを水を差す無粋な真似はしない人だけどね。
夜:
昼の残りのワインと、チキンバーガーで簡単に夕食。
つけ合わせの野菜をつまみにする。
明日はのんびり事務処理を片付けて、良いステーキでも食おう。
夜:
昼の残りのワインと、チキンバーガーで簡単に夕食。
つけ合わせの野菜をつまみにする。
明日はのんびり事務処理を片付けて、良いステーキでも食おう。
男なら混ぜろ、ギネスを混ぜろ♪(水○一郎風に熱唱)
昔の椎名誠の小説で、南アのカフェではビールがまずいので、みんなギネスと混ぜて飲ん
でる、なんて話が書かれていて、それ以来、なんとなく南アフリカに憧れていた。
せっかく南アに来たのだから、真似しない手はあるまいて。
サバンナを中心に回った椎名誠と、都会暮らしの俺では、手に入れられる南アのビールが
違う気がするが、とりあえず、こちらでも比較的、癖が強いCASTLEとギネスを混ぜてみた。
結論から言うと、混ぜる割合次第ではかなりうまい。
ギネスのコクが減るが、後味にCASTLEの癖のある味が残りつつ、すきっと消える味になる。
ギネスの醍醐味がなくなると言うギネス好きも多いだろうが、暑い盛りのオープンカフェ
で飲むには、この後味のすっきりした感じは良いのかも知れない。
ただ、こんなことをしてる奴は一人も見たことが無いんだよな。それに、ここまでする必
要ほど南アのビールの質が低いとも思えん。
おそらく、椎名誠がギネスと混ぜたビールは、地方で生産されるらしい地ビールだったか、
南アでギネスが高かった時代の話かも知れない。
まぁ、結構うまかったから良しとするか。
追伸)
自分でトライする場合、好みの割合を模索してほしい。少しぬるめにした方がおいしい。
割られるビールは、すっきりした味のラガービールならなんでも可能かと。
トルコのエフェス、インドのゴールデンイーグル、韓国のOBビール、日本での手に入りや
すさだと、ベックかな?
そこっ、ベックを瓶を眺めつつ、ギネスをそのまま飲む、とか言わないように。
このままじゃいけないっっっっっ
ちょっと燃えつきモードでもある。
ダメだ、このままじゃいけないっ…と、言うわけで、やっと出張用メーラーを入れ換え。
本日を持って、WZmailを放棄、ThunderBirdに移行。
WZ Mailはトルコで応急処置で使い初めて、なんだかんだで足掛け約3年使用した。
今回使用を辞めたのは、大量のメールを処理する際の遅さが原因。
定期的にメールを消せば良いだけなのだが、過去のメールを多用する俺の商売には不向き。
WZ 5.0では進化したかも知れないが、バージョンアップしてまで使おうとは思わなかった。
ThunderBird
メールのImport/ExportはEudora,Outlook,Outlook Expressからしか出来ないので諦めた。
それを除くと、ThunderBirdへの移行は楽だ。普通にインストールして完了。
PentiumIII-400で、Pointsecを使っている為、画面表示やや遅いが、充分実用範囲。
メールを書いている際には、遅さは感じない。
メールの振り分けは高速。
かなり詳細な設定が可能な為、ちょっと使い込んでから感想を言うとして、とりあえず俺
なりに気になったので設定を変えた点は以下の通り。
ボタンが1024x768で使うには大きい。
これはテーマをダウンロードすることで解決。
メニューバーのツール→テーマで出てくるテーマダイヤログの、右下、テーマを入手をク
リックする。
IEでダウンロードすると、テーマのファイル*.jarの拡張子が、*.jar.zipになってしまう
ので、拡張子を戻してから、インストールボタンでテーマを追加する。
いろいろあるテーマのうち、Nautipolisが気に入ったので、こいつを使用して解決。
シグネチャ―のつけ方。
ちょっと悩んだ。
アカウント設定の、メールアドレスの部分(ツリーの一番上)をクリックすると出てくる
設定画面で、、署名ファイルが指定出来る。
署名ファイルを好きなときに好きなエディタでいじれるので、この方式は便利だ。
墓はいらない。
ごめんな。軽食屋のおばちゃん。
あんたのカレーを食わなかったせいで、俺はこんなとこまで来ちまった。
そう…コシが無い麺、アゲイン。
まずい。冷え切ったきしめんよりも、ぶちぶち切れる自称茹で立てフィットンチーネ
まずい。塩胡椒が効いてない卵黄が固まってこびりついてる。
まずい。そういや、麺に僅かにクリームの味がする。
どこの世界にこいつを「カルボナーラ」と呼べる国がありやがりますか?…ここか。
もしかして、トルコの陰謀ですか?いや、ちょっと待て
トルコ人は麺のコシを憎んではいるが、麺のソースに対しては寛大だ。
トルコ人は豚肉の入らない全てのソースを作りたまう。
それとも、イタリアの陰謀か?そんなはずはない。
奴はこんな麺を作ったら、一族の血の掟で始末されると聞く。
そうか、わかったよ、甘かったよ、甘かった。
考えてみたら、ここは、元は大英帝国の統治下だ。
奴等の目的は一つ、自国の料理のまずさを隠蔽するべく、大英帝国の旗のはためく所、全
ての料理をまずくせよ。
つまり、うまいと評判のイタリア料理の評判を落とし、妙にうまいフィッシュ&チップス
を食わせれば、イギリス料理の評判は回復する、奴等はそう考えたに違いない…
|そ、そーだったのかー/
Ω、Ω、Ω
ごめん、軽食屋のおばちゃん、もし、この麺を食っても生きて帰れたら、あんたの店の大
盛りパップでも、残さず食うよ…でも、ダメかも知れないな。
Mozilla Thunderbird
良好。気に入った。日本語化も悪くない。
商用ソフトと比較してもまったく問題が無い出来だと言える。
俺は商用のメーラーで2度も「開発終了→過去メールも移行出来ずに乗り換え」をくらっ
ているので、いい加減商用メーラーは使いたくなかったので、Thunderbirdは渡りに船だ、
特に気に入ったのは、メッセージフィルタだ。
メッセージフィルタがあるのは当然だが、フィルタのルールの作成が簡単で、大量のメー
ルを処理しても問題がない。今のところ受信フォルダには300通程度が溜まっているが、
振り分け速度にストレスは感じていない。
このメッセージフィルタは、メールのフォルダへのメールの振り分けのみならず、メール
にラベル付けも出来る。メールに、未読、重要、私用…などのラベルを自動でつけ、画面
上のリストボックスで簡単に切り替えられる。
ややGUIは遅いが、安定しており、操作性も良好だ。「アンチOutlook Express」などと言
う狭い視野ではなく「より便利さを求めて」Mozilla Thunderbirdに移行する価値はある。
多機能な為、最初に設定をする時には、複雑な印象を受けるかも知れないが、元々メール
ソフトは設定が難しいものが多いので、及第点だと思う。
今後、インストーラーの設定ウィザードが進化すれば、初心者でも問題はなくなるだろう。
まずは「メーラーを置き換えよう」などと言うことを考える「初心者ではない一般人」に
広めるのが第一だと思う。
アンチMSだ、アンチアンチMSだ、などと肩を凝ることを言う前に、普通に移行してみて欲
しい。
改行を90文字に変更…少しは読みやすくなるかねぇ。
珍しくホテルで朝飯を食う。ここ南アは、素晴らしいことに卵かけご飯が食える。
飯は、こちらでスシ=ライスと言われ呼ばれている奴だ。
俺が行くショッピングモールでは、海鮮をメインに扱う店は、大概スシメニューがある。どうやら、
SUSHIと言う単語はかなり定着しているらしい。
さて、このスシ=ライス、かなり硬く炊いてある。例えるなら、少し乾いてしまった赤飯の硬さを思
い浮かべてると良い。さらに、乾燥しているためか、米粒がみんな割れちゃってる。
これを食うと、なかなか切ない気分になる人もいるようだが、タイ米が平気で、硬いご飯が好きな俺
には無問題。卵かけご飯にして、だぁぁぁっと食すと中々いける。
そんなわけで、結構幸せな朝飯だったのだが、日本製の醤油を持ち込まなかったのは失敗だった。
持ち込まなかったのは、醤油万能説にヘソを曲げて、たまには醤油を持ち出さないで海外で生活して
やろう、と思ったからなんだが、まさか毎朝卵かけご飯が食えるとは思わなかった。
俺は醤油万能説を信じてない。自分で調理可能な人は別だが、ホテル暮らしでは調理はほぼ不可能。
完成された料理に、醤油をかけるだけで味が「おいしく」変えられる料理は、意外と少ないのだ。
イカれた料理漫画じゃあるまし、「海外に行った、まずい料理だったから醤油をかけて食った、醤油
最強」式の理屈はアホかと思う。
醤油は、魚醤を含めた醤油一族中で、癖が無く、格段に洗練されており、素材の味を損なわない。だ
が、この癖が無い特徴のせいで醤油にで強引に味を変えられる範囲が非常に狭い。
例えば、俺がバター醤油味が嫌いなせいもあるが、バター味でソテーされた魚に、醤油をかけたらバ
ター醤油味になるか、と言うとそうだじゃない。バターの味(と、塩の味)だけで食べるように作ら
れた料理を、バター醤油味に変えようと気合を入れて醤油をかけると、何の味だかわからなくなる。
地中海料理に醤油が合うのは事実だが、そもそも地中海料理はそのまま食べても日本人の口に合うの
で、醤油はいらない。
調理出来ない環境下に行く人間に醤油を持っていけ、と言う奴に、「馬鹿者、海外で醤油が役に立つ
かよ」と言い返すためにも、一度醤油なしで海外に渡ってみようと思っていたのである。
そうは言うが、醤油が世界を席巻しているのには理由がある。
醤油最強説には強力な助っ人がいるのである。その名は、
中国製日本風醤油。
すまん、文中、間違えがあったので訂正。
詳細は
2/21に追記
日本でもおなじみの、卓上容器に入った、小さな巨人。これこそは「海外のソースに負けない料理支
配力を持った最強醤油」である。
この中国製日本風醤油こそは、なおかつ、日本の醤油の味をも受け継ぎ、尚且つ、日本のように天
下を取れなかったものの、それでもなお、存在し続けた中国醤油の癖を併せ持つ、最強の醤油。
一度かければ、どんな料理をも「醤油味」へと変る最強のソースである。
プロレスラーで言えば、鍛えられた技と知能で戦う桜庭が日本の醤油だとしたら、日本人離れした豪
快な体格と技で戦う藤田みたいなもんである。
煮物はもちろん、サラダのドレッシングに入っていても「癖の無いナンプラー」みたいでうまい。
なるほど、こいつなら世界中で「醤油の味」として君臨出来そうである。
日本の醤油そのものとは言わないが、外国の味の濃い食材にもよく馴染み、日本人だって、味が違う
ね、と言いつつ結構使っている。長期滞在しない俺たちにしても、文句を言いつつも食べてる。
醤油醤油と言うから日本独自のもの、みたいな気分になるが、魚醤を含めれば醤油はアジアの至ると
ころにあり、魚醤に似ていて、それでいて「ちょっとだけ違う」この醤油は、どこの国でも受けいれ
られる味だ。
うーむ。こうなると、醤油最強説もあながち間違いではなく、やはり醤油最強…と喜びたいところだ
が、これはこれで日本の醤油より癖があり、中々、同じようには使えないのである。
刺身にあわない。ただ、今回来たヨハネスブルグは内陸部のせいか、新鮮な魚が手に入りにくく、魚
を生で食う機会も少ないので醤油醤油と騒ぐほどではない。
が、卵かけご飯が毎日食えるとなると普段慣れ親しんで食っている料理だけに、中国製日本風醤油
では癖が気になり、今ひとつ感動に乏しいのである。
次回は日本製のちっちゃなペットボトルタイプの醤油を持ち込もう、と心に誓う俺であった。
まぁ、あれだな、ところかまわず醤油を振り回すのはアレだが、一本持っておいて損はない、と言っ
たところだろうかね。
補足)
なんでもかんでも醤油をかければ…と言う醤油盲信が嫌いなだけで、醤油は使い勝手の良い調味料で
あることに変わりはない。なるほど、日本人が醤油を作り出したことによって、ソースを発達させる
ことが出来なかった、と言うのも頷ける。
手軽に出来る料理においても、万能。
海外に行くのであれば、醤油を持ち込む場合、ついでに鰹節を持ち込むと良い(もちろん、削って個
別包装している奴だ)。
俺なんぞは醤油+鰹節(+山椒)だけで飲めるが、オクラ、玉ねぎ、なんぞを手に入れてスライスし
た奴にかけても楽しい。
あと、缶詰+醤油はいける。
俺は魚が好きなのだが、内陸部だと魚を食うのは難しい。そんな時に、スーパーでシーチキンを買っ
て、醤油をかけて食う。サケ、マスの缶詰もいけるが、味がついていると微妙だ。
ソースも必要だ。ガキの頃から我々が親しんだ日本製ソースは、いかなる食事であろうが「日本の洋
食風」に味を加工することが出来る。
粉を練って焼いたパンみたいな食べ物がある国は多いが、そいつにソースと、鰹節、適当な具を挟む
とお好み焼きみたいでうまい…俺はソースだけの方が好きだ。
追伸2)
これ書き終わったら、シンガポール製キッコーマンを買いに行こうと思ってる。
考えてみたら、俺、フレッシュな状態の「シンガポール製キッコーマン」の味を知らない。
シンガポール製キッコーマンは、そのまま客に出せる便利な卓上醤油瓶に入ってる。
そのせいか、店ではそのまま保管されてしまい、乾燥していると干上がって味が変わっちゃうのであ
る。日本では卓上醤油なんてものは「干上がる以前に使い終わる」のが普通だが、こっちの国にして
みれば「特殊な料理にしか使わない調味料」なので、干上がる確率が高いのだ。
そんなわけで、店によってはなかなか強烈な「キッコーマン醤油」で刺身を食う羽目になるのだ。
これも
2/21訂正
しておく。
ちなみに、シンガポール製キッコーマンは高価なので、謎の醤油で詰め替える店もあるようだ。
醤油訂正:
昨日、ネタ作りの為にこちらで寿司を食ったんだが(なんと!取材料95.55ランド!)、そこで醤油がき
ちっと管理されているらしく、日本の醤油より甘めの醤油程度の味だった。
で、ついでに確認したんですが、「中国製キッコーマン醤油」ではなく「キッコーマンライセンス・
シンガポール製醤油」であった。
えらそうなこと書いておいて、大間違い。
難癖つけてすまんかった>海外キッコーマン醤油。
記事訂正。すまんかった>キッコーマン。
あ、キッコーマンからクレームが来たとか、そんなんじゃねーです。
寿司の味は…まぁ、後でゆっくりと、何しろ95.55ランドのネタなんで。
に、しても店で出てくる「干上がって詰まった醤油」の味は強力だよなぁ。
シンガポール製キッコーマンの干上がって詰まった味も強烈だが、謎のメーカーの奴は…一度食事不
能に追い込まれた時がある。
シンガポール製キッコーマンには「キッコーマン醤油のみを詰めかえれ」と書いてあるので、適当な
醤油入れちゃう奴がいるんだろうなぁ。
海外で出回る醤油自体には、俺が知ってるだけでも、後2メーカーくらいあるらしいのだが、さすが
に追いかける気にはなれない。
MARTEL XOからKlidoriftへ変更。
ブランデーを切らしたので、MARTEL XOからKlidoriftへ変更。54.95ランド。
やっぱ甘い味は南アの趣味なのか、破格に甘い。
ちなみに、ウイスキーはもっと甘い。仕方ないんで作法も糞もなく、氷をぶち込んで飲む。
オレンジジュース割もいけるが、氷+ブランデー+わずかな水の組み合わせがすきっとしてうまい。
この「冷やすとすきっとしてうまい」こそが南アの味のような気がしてきた…気のせいか?
まったく朝から飲んで…昼にだらだらする為にワインを買わなきゃならんのだが…まぁ、いいか…
昼ダラダラワイン。
軽くモールを回り終えて、飯を終えたら雑用をしながら昼にだらだらワインで過ごし、夕食まで待つ。
駄目人間>俺…しょうがないんだよ、カメラを取り上げられりゃ、俺なんかただの出張者だ。
何しろこの国じゃ屋台散策なんて出来ないからなァ。
広場のカフェで一杯やるのもいいが、「糞、いい景色だなぁ、こいつをProvia100Fで…」とか「ああ、
いい色だ、コダクロームで撮りてぇ」とかブツブツ言ってると、危ないからやめとく。
と、言うわけで、自室でワインを軽く飲みつつだらだらするのである。
この国ではワインの価格づけがしっかりしている、値段でワインを選んで間違いが無い。
もちろん、優劣はちゃんとあるんだが、価格による等級を壊すほど、悪いものはないんじゃないだろ
うか。(輸入物は除く)
近くの庶民用スーパーにある30-60ランドの奴で、当たりを弾いたのに気を良くして、下のクラスが
挑戦するのが俺の性分。いや、高い奴はおいしくて当然だし。
で、1ランク下が25ランドを試した。
30ランドクラスに比べると、落ちる。食事をしながら飲むには十分だが、単独で飲むには少々弱い。
同じ蔵元(?)を選んでも、扱いが下らしく、コルクも人造コルクになってる。
で、さらに1ランク下が20ランドクラス。
ここらへんは、瓶で買える下限。25ランドクラスの悪さが、もっと引き出された感じ。
で、紙パック入り。500ml 10.99ランド…ワンカップ大関より安いですな。こりゃ。
Try…ほんとに10.99ランドの味がするなぁ。
一口、最初の口に広がる味は、20ランドのワインと変わらんのだが、その後の味がぐっと落ちる。
一緒にスーパーで買って来た弁当と一緒に腹に流し込むには良いが、昼下がりで飲むには辛過ぎる。
むぅ、滞在期間が一ヶ月を切ったので、そろそろ高いワインの方に鞍替えするか。
と、言うわけで明日は早起きして、35ランドのワインを飲もうと思う俺であった。
寿司!寿司!寿司!
朝にも書いたが、モンテゴ=ベイで寿司を食った。
別に海外で寿司食っても嬉しかないけどさ、「海外寿司事情」ってのは結構興味がある。
俺は、このモンテゴベイの隣の地中海料理屋が気に入って足を運んでいるんだが、そこで食べている
と、隣のモンテゴ=ベイで寿司を頼んでいる客が多いのに目立つ。他の店にも寿司はあるんだが、こ
の店でしか頼んでいる人間を見かけない。この店の寿司だけが有名なのかも知れない。
では、調査だ!
今回の出張は上司一人、俺一人の合計二人なので、食事が面倒なのである。大皿料理はまず頼めない
し、スターターなんぞ頼んだらメインが食えない。だが、今日はメインが寿司なので、腹に余裕があ
るので、珍しくスターターを頼む。
ムール貝がうまい。。。クリーム煮なんだが、味が絶妙。
程よく煮込まれたムール貝、その味を吸ったクリーム。このクリームが全然しつこくない。
オイスター>>ムール貝ってイメージだったんだ。すまん>ムール貝。
今日のお勧めを聞く際に、調理法を聞いたら、俺にも聞き取れるくらいゆっくりと語ってくれたので、
よほどお勧めだったのだろう…ムール貝がこんなにうまいことを始めて知った。
…ああ、話が逸れたね。寿司だ。寿司。
魚料理が自慢の店において、寿司を「スターター」として考えると非常にメニューに馴染む料理だと
思う。
まず、店にしてみれば魚の新鮮さをアピール出来る。海老、まぐろ、玉を押さえときゃ、体裁はつく
から後はその店のお勧めの魚を並べればいい。
客にしてみても、箸への挑戦、と言うイベントが出来るし、オリエンタルな食事を無難に楽しめる。
見てると、ネタだけ醤油につけて分離してみたり、と中々苦戦な模様だが、人のことは言えない。
で、肝心の寿司だが、ネタはがんばってる。
サーモンはうまかった。サーモンの味は調理人にも理解しやすいのだろう。
クラブスティック(カニカマ)は、うーん、誰だ、こんなことを教えた奴は?
日本にカニカマに品質的に劣る…っつーか、日本のカニカマはすごいわ。
海老は…なんか「海老にご飯を詰める」気分で握られていたのでorz。
…で、シャリが最低。
っつーか、無理なのはわかってる。
ジャポニカ米ってのは、高温多湿の国じゃないと品質保持が難しいのかね、日本でも、冬場に本当に
保存するにはモミのまま保存するらしいが、この国じゃそれが無理。さらに、日本人だけが客じゃな
いので、日本人好みにすりゃいいってものじゃない。
粘りの足りない米を、ぎゅーっと押して形にしてるので、体裁は保っているけど、味は良くない。
考えてみりゃ、箸を使えるかどうか?がイベント一つの南アの人にとって、日本の寿司はぼろぼろし
て食えないだろうな。
マグロ漁船の船員達が下りるケープタウンでは、事情が違うらしいが、ヨハネスはこんなもんかね
このネタで99.55ランドの価値があったかな?かな?…ステーキ食おう、ステーキ。