久しぶりに歩き回る。
ここんところ、自由に出歩けないところにばっか出張してたからねぇ。
# あ、台湾は違いますけどね。
散歩欲を満たす為、仕事から帰りに散歩して写真を撮りつつ、エフェス
500ml二本と飯を買ってホテルに戻る。
EFESはトルコのビールで、アジア系のすっきりしたビールである。
とくかく癖が無くすっきりしている。真夏に散歩しまくってきて、水代
わりにがぶがぶ行っても何にも苦にならん。
なるほど暑い国のビールであるな、と思う。
ちなみに、何度でも書くが瓶入りがお勧めだ。瓶入り以外を買ってまずいと
言われても困る。
そんなわけで、過剰に元気である。>ALL
Kappadokya Readersにハマる。
Kappadokya Readersと言うブツにハマる。
最近、英語に凝っている。まぁ、仕事には「英語マニュアルを読む速度
が少しは上がる」程度の効果しかない。あたりまえである。周りは英語
のスペシャリストばかりなのである。素人に毛が生えても意味がない。
では何が目的かと言うと、出張時に本屋をのぞく理由を増やす為にある。
日本から持ち込める本の数には限界がある。ならば英語の本を読めたら
現地調達が可能だろうと言ういい加減な理由である。
そんな時に見つけたのがKappadokya Readersである…ハマッた。
Oxford Bookwarms Libraryなんかと同じ「抄訳した英語の本」のトルコ
版なのだが、こいつが中々良い。Oxford Bookwarms Libraryが一冊14YTL
で日本より高いのだが、Kappadokya Readersだと一冊わずか3.5YTLである。
これなら散歩のついでに買っても懐は痛まないし、気楽に読める。
やっぱり散歩の際に本屋漁りが出来ると言うだけで嬉しいもんだ。
さて、大体、9/6現在でKappadokya Readersの進捗は以下のような感じ。
The Phoneix Bird and Other Tales(Stage1, 300words)/読了。
元ネタ知らないけど、似た話をよく読むペルーとかギリシャの御伽噺。
御伽噺ならこれくらいの文字数でも面白いな、と言うのが印象。
辞書を引いてもほぼ読書のテンポが崩れないな。頭の体操にお勧め。
Alice in Wonderland(Stage2, 500words)/読了
前半は不思議な国のアリスらしいノリで面白いが、芋虫と会った後は
端折ってて今ひとつ。だが、不思議な国のアリスは、文章が変な文章+
アリスの感想or解説で成り立っているので、読みやすい。
それなりに面白く楽しく読めた。
Story From Edger Allan Poe(Stage2, 500words)/中断
考えてみりゃ、ポーって日本語訳で読んでても回りくどいよな。
…と言うか、タルい。
Moby Dick(Stage2, 500words)/読了
面白い…が、やはり後半のはしょり感は…まぁ、なんとか許容範囲。
映画にしたらこんな感じにはしょられるかなぁ、と思う。
追伸)
何故かトルコ人に英語を教育される羽目になった。
英語の文法書を読んでるテレ隠しに、いろいろ口走ったからなぁ。
本日の話題は、日本のエンペラーに皇子が生まれたと言う話であった。
bornの発音が通じなかったので、冗談交じりにroll outとかgenerated
とか言ったら理解はされたが笑われた…むぅ?何がおかしい?
The Picture of Dorian Gray(Stage3, 1,050words)/読了
Moby Dickよりもはしょった感じは少ない。
途中で話が大ワープしてるけど、それでも物語として読み応えはある。
一番近い読感は、原作つき映画の良質なノベライズを読む感じかな?
小説としては今ひとつだけど、映画の追体験としちゃ楽しい、って
ところでしょうか?
いろいろワープしているせいで、後半はドリアンの心境が掴みにくく
なっているのが残念。まぁ、映画と違って原作にないシーンを大幅に
追加する訳にもいかないのでしょうがないでしょう。
結構さくさく話が進んで楽しいこのシリーズ、Stage4,1,650wordsの
宝島でも探してみますかねぇ?
追伸)
な、なんか俺、英語が出来る人みたいに誤解されそうだぞ?
装備一新
最近、飛行機の重量制限が厳しい。
と、言う訳で、今回のトルコ出張では重量の都合で和食を廃して本を選んだ。
のだが、少しは準備してある。
友人に教えてもらった秘密兵器、
アスザックフーズ株式会社の「乾燥野菜」である。
無茶苦茶軽い上(ラーメンどんぶり一杯の野菜が40gくらい?)で、お湯で戻すと
かなり量がある。
これに、袋の味噌汁を組み合わせて、好きな具をふりかけて具沢山味噌汁とする。
教えてもらった友人曰く、お湯で戻して戻し汁を捨ててから、味噌を入れると良い
と言うことである。そうすると乾燥野菜の甘みで味がおかしくならない。
そんなわけで、今回、ごぼう、葱、白菜、ほうれん草、キャベツを持ち込んだ。
ごぼうは食い応えがあるので、非常に満足感が高い。今回豚汁を持ち込まなかった
のは失敗であった。
白菜&ほうれん草は素晴らしい。カップに半分くらい戻して、醤油、鰹節または
とろろ昆布をかけて食べてる。
ねぎは味が強烈で、少しだけ振りかけるだけで充分。海外で手に入りやすい香港製
出前一丁も、たちまち日本風味変更可能…だが、トルコでは見かけん。
キャベツは…カップ焼きそばを持ち込まなかったので出番が今ひとつない。
などと、お湯とインスタント食品だけで、結構楽しめるのは幸せである。
え、素直に日本食屋に行けって?いや、高いんで気分が出ないんだよね。