ID: PASSWORD:

夢目記


日記鯖システム管理者からのお知らせ

  • HTTPSに対応し、http://ds.sen-nin-do.nethttps://ds.sen-nin-do.net のどちらでも日記鯖にアクセスできるようになりました。 なお、当面はHTTPとHTTPSのどちらも利用可能としますが、将来的には http://ds.sen-nin-do.net へのアクセスは https://ds.sen-nin-do.net へ転送する予定です。
  • 都合により日記鯖のURLが http://ds.wa-mo.to/ から http://ds.sen-nin-do.net/ に変更となりました。 突然で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。(2019/01/27)
  • 日記鯖の仕様変更、不具合対応等については、こちらの記事もご覧ください。

元気です。

2009/09/05 新しいエッセイ 武盾一郎さんに共感する。

http://twitter.com/Take_J/status/3776050794

これを読んでみて欲しい。良ければ、彼のTwitterの最近の流れを。貧乏故に活動、アクティヴィズムから身を退かねばならぬとの心境は僕も同じだ。絵なり音楽、文章が売れなければひっそりと消えるしかないというのも。

ヨーロッパでは、政府から生活保護等を受けながら社会運動している若い人がごろごろいるらしい。国に食わせてもらいながら国に抗議する活動をやってやる、というくらいのエートスが根付かないと、この国で芸術でも政治でもやっていくのは難しいのかもしれないと思った。

NAMは、福祉主義、扶助を受けながら活動するという方針への異議申し立てだった。その掲げるスローガンは自立だったが、それは精神的自立であるとともに経済的自立でもあったろう。だが、自立は年々、困難になっていく。食えない作家や哲学者、音楽家、美術家、活動家の群れ。生存困難系=生存疲労系=生存憑依系の増殖。NAMは新自由主義に敗北した、と思う。

大まかに言えば、僕は社会民主主義者だ。政府なり国家が、文化的で豊かな生活を保障すべきだと思う。だが、いろいろな困難なり課題が山積だというのも理解できる。武さんも賛成している、ベーシックインカムが実現できればどんなにいいだろう。しかし、現実は厳しい。国家は財政破綻の危機にあり、個人も破産の危機にある。生きるのは難しい。だが、生きているという現実を、今ここで肯定すべきである。出発点は、そこしかない。

2009/09/06 断片

チンポ切り祭りをノーカットヴァージョンで。性的饗宴のために、享楽のために去勢される少年達を祝え。宦官の名産地、福建省では男色が盛んだったというが、小学生の頃も今も宦官という役人と男色という性的実践にどんな関係があるのか理解できない。僕が想像して愉しんだのは宦官同士の性交だ。それが例えあり得ないもの、歴史的には実在しなかったものだったとしても。

小供の頃の僕を惹き付けたのは、理不尽に去勢される少年達というテーマだった。戦争で捕虜になり、数千人もの少年が去勢されたというエピソードなどが最高に興奮させた。切り取られた数千本の男根と睾丸。血塗れの股間を想像するだけで萌えた。また、中国ではかつて、父親が罪を犯すと家族も連座するのだが、父親が死刑になる時、小供が罪一等を減じられて宮刑となり去勢されることがあったというが、自らが犯したわけでもない罪のために切り取られる生殖器を想像しては僕は興奮した。何故自分の性欲が、そのように加虐的で残虐な方向に向かうのか僕には自分で自分が分からなかった。また、宦官になって、切り取られた男根のうち体に埋もれていた部分が出てきた場合、再手術が命じられることがあったというが、一生のうちに何度も去勢されるということが僕を物凄く興奮させ性的な気分にさせた。そのような豪奢な残酷があっていいのだろうか。宦官には、公務に就いている時期より、傷の療養で病床に臥している時期のほうが長い者もいたというが、そのように非経済的で無駄なシステムが僕を魅了してやまなかった。また、安禄山が李豬児を宦官にした描写などが素晴らしく思えた。李豬児は最後には裏切り、安禄山の巨大な腹を切り裂くのだが。或る時代、宦官王国ができ、その皇帝は有能な者はまず去勢してから登用するといった徹底ぶりだったというが、そのような無駄で非経済的な豪奢に憧れた。地域は飛ぶが、古代ローマのヘリオガバルスが飼っていた、人間の男根だけを食べて生きていたというライオン、ヘリオガバルスが塔の上から花々とともに投げ下ろしたという寄食者達の男根などにもうっとりした。

明治時代、相続される財産を独り占めするため、義理の息子を権利能力の無い者としようと、病院を買収して去勢するといった事件があった。インターネットで検索して見つけて悦んでいたが、去勢は完全去勢だったのか不完全去勢だったのか、その小供は長ずるに従ってどんな人生を歩んだのか、麻酔はどうだったのか、など、決して調べられようはずもないことが興味を惹いた。また、昭和に、杉並少年通り魔事件というのがあった。中学生が複数の小学生を襲い、そのうちの一人の男根を完全に切断したという事件である。中学生は捕まったが、少年院を出所後、やはり小供を金槌で襲い収監されている。やはり矯正は不可能だったのか。しかし、自ら抑え難い暗い衝動のまま生きる犯罪者が僕の想像力を刺激し、性欲を掻き立てた。

元気ですかー?