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昨日は一日中、涙が零れて仕方なかった。
接客業じゃなくて良かった。
振り返り、話す時は何事もないように。
定時を待ちかねてサクサク帰ったあと
とりあえず号泣してみた
何でそんなに泣けたのか…
恐怖より先に湧きあがる自分の無力さ
皆が持っているものを持っていない自分
何故どうしてどこが
まぁ、よくわからない
誰にも負けないものは一つあればいいと思っていた
1つでもあればいい
けして負けない強い力を僕はひとつだけ持つ
ただ誰よりも愛し誰よりも理解し誰よりも想う
それだけじゃの奴じゃだめなのかな
今日は一転して平静
たぶんちょっした現実逃避
思考の止まらない私が思考停止
蓋をしている感
開くと発狂しそう
いやしないけど。
すればいいのにと思っても私には小さい時からもう一人
私を見ている私がいる
いや、例えの話だけどようはそんな感じ
キレてもキレてる自分を見ている自分がいるような
だから我を忘れたくても忘れられない
飲んで飲み潰れても何しても
思考停止の蓋のようなものはとても珍しいのだが実は初めてではなく。
彼女に嫌と思ったと言われた事もまた 初めてではない
キスが嫌
好きじゃない
友達になろう
好きじゃないですさようなら
重い
無理
Hしたくない
他の人への想いを嬉々として話す
迷惑
気持ち悪いから触りたくない
別れよう
別れて
キスも嫌だと力づくで押しのけられ背けられ
何日も目も合わせてくれなかった事もある
私からの自分への好意をあからさまで嫌悪されたことだってある
まぁ、並べるとなかなか壮観だ
彼女は忘れているかもしれないけど。
そして、そうして何度もあっても
何がきっかけかはよくわからないけれど
そうじゃなくなったり
努力をして歩み寄ったり
忘れたように切り替わったり
それどころかこちらが驚いてしまうほど
好き好きモードにチェンジしたり
で、今に至る
私はというと
バカの一つ覚えのように好きだと言うくらいしかできない
もちろん、容赦なく突き刺さるそれらに対し
それでも好きなのか?執着ではないのか?他に適当な人がいないからではないのか?1人が無理だからではないのか?
とかはそのたび己に問うてきた
そしてやはり何故かなんてわかんねーけど
こいつが好きだ。こいつじゃなきゃだめだ。手放したら後悔する。
そう至るからバカの一つ覚えが始まる
全てがその一瞬・その日・その期間の
彼女の正直な気持ちだから
その次・翌日・次の期間
真逆であったとしてもそれもまた全て真なり。
時間は止まらない、また変わると思って受け止める
どちらも相変わらず。とも言える
私の中もたぶんほとんど変わっていなくて
いつも私の中には彼女がいなくなってしまう可能性
恐怖というかなんだろう…仮定?がある
それがあるから私にはいつも
居なくなったとしたら…が容易に思いつくし
居る事への感謝がある
居るのが当たり前には とりあえず まだなれていない
それは彼女の危うさのせいだけじゃなく
当たり前と思える存在を持ってなかったり
持って覆されたりしてきたから?と思う
根を張る地面、飛ばない重し、最後の切り札のような帰る場所がないからか?
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変わったものと言えば
一番が性欲だろうか
少なくとも自分の快楽としての性欲がほとんどなくなった
欲しいと思われれば湧くだろうが
ないねえ。
もともと彼女は私がとても性欲が強いと思っている節があったが
正直身体の欲はそんなになくてアレは心の欲だから
行為よりも求められる事で心身が動く。私は、ね。
相手を喜ばせたい欲はまぁあるけれど
望んでいなければそれを押し付けるのは相手のためじゃなく
自分の支配欲・安心感・満足のためだから。
それも性欲のない相手に対してそうは思わない
結局は私がそこに求めるものは己の性欲と同じで
性快楽というよりもそこにある笑顔とか楽しさだからね
あとはやっぱり
居るだけでありがたく、大切に思う気持ちに変わりはないけれど
一緒に生きると決めてくれて、毎日傍にいて
あの見えない日々の不安定さがなくなり私だけを見てくれるようになると
欲が出てきた
居てくれるだけでいい
何をしていても最後に帰る場所であり
私の事なんか忘れて飛びまわっていてもいい
何かあった時に真っ先に思い出してくれれば
そうして楽しかったよと帰ってきて笑いあえれば
辛かったんだと言って愚痴をこぼしたり八つ当たりしてくれれば
私がどうしても辛い時、そう言ったら傍にいてくれれば
今日の楽しかった事、ムカついた事そんなたわいもない話をしながら
ご飯を食べる。そんな風であればいい
そう思っていても
もっとこうして欲しいとか、ね
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受け身と他人が言う彼女は
実際はとても自発的だ
とても己に忠実で自由だ
そう言う彼女が好きだ
心から憧れ、愛しく思う
その彼女が彼女らしく生きるためには
縛りは少ないほうがいい
私はもっと大きく見て中心を見失わず本当の望みのために
大きくならなければダメだ
自分のために。
彼女のような自由人はともすれば帰る場所を失くすし
そもそも根を張る地面や揺るぎなき安心がなければ
彼女の良さは発揮できない
と、私は勝手に思う
というか、人は皆全て
根っこを下ろす場所、安心という自信がなければ
想うように羽ばたけず飛びだせず
仲間が楽しくても仕事が順調でも
どこかにいつもヒッソリと虚しさが付きまとうものだから。
だから病む人が多いのだと思う
だから私は
美味しいものを食べている時には思い出されず
でも食べるものがなくても心配しないですむ
食べるものがなくなってどうにもお腹が空いた時の
隠し玉のような最後の砦のような
そうして美味しくご飯を食べているのを一番間近でみているような
そんな風でいたい