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ちょいと真面目な話。
佐賀県の移入規制種に関する答申が出てた。これは結構注目していたのだが、ちょっと日記上で整理。
・外来生物法が先に施行されているのでそっちで指定された種に関してはそちらを優先するということでいいとして、罰則はないにせよどうもほぼ県内全域で飼育・栽培が禁止される模様。但しバスに関しては釣り団体等への配慮かリリースは認めたと。
・リリースについては未だに賛否両論ある所で、リリース禁止を条例でできるのかという問題がある。今回はその辺を一歩引いたわけだが、滋賀県はリリース禁止と言ってるし。アレはやっぱり行政の力の入れ具合の問題かな。
・で、一番気になるのは、イタチハギやハリエンジュを指定していること。もちろん答申なのでそのまま告示されるかは不明だけど、これって国はともかく県や市町村の道路緑化に使われてないんだろうか。他にも他自治体では緑化や浄水に使っている植物が結構指定されているが、どうなのかしら。園芸屋さんあたりとの意見交換はやっているのか、ちょっと気になった。
・逆に言えば、県内緑化を在来種で進めている事例があるかもしれないということなのだけど。もっとも、イチョウ・プラタナス・サンゴジュ等など街路樹で使われている外来種など他に山のようにあるのだが。