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はい2日目。あっちう間ですね。午前中は38度線参り。…なのはいいが1時間もない上にほぼ霧で何にも見えないという運の悪さ。本当に、本当に何も見えなかった。同じく修学旅行で来ていた日本の高校生が可哀想。いや、そんな感慨などないかもしれんがな。あー、本当に何も見えなかった。
・「残念ですけれども、次の機会に繋げると前向きに考えましょう」とは日本語もできるガイドの言葉。あー、そこまで前向きになれたら人生どれだけ楽か(笑)。
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その後、無事に空港に到着し、日本に帰るだけ。しかしそうは問屋が卸さないっていうか見事やってくれました日本航空、
整備不良が見つかって飛べず。
・空港側の対応もかなりオポンチだった。最初は「10分ほどお待ちください」、次は「30分ほどお待ちください」、次も「30分ほどお待ちください」…この繰り返しだもんなぁ。韓国の空港のせいだけではないだろうが気の長い日本人がメインでよかったねぇ。新しくてでかいだけウドなソウル新国際空港とはよく言ったものだ。
・待たせているせいでごはんが食べられないため、空港で使える食券を回し始めたが、何を思ったか途中で乗客に渡すのを止めて飛行機に乗せやがる。食券をもらいそびれた客から乗っていくのは当然だが、中途半端に渡しているものだから飯を食べに行った客が中々帰ってこないのもちったぁ想定の範疇に入れとけ。出発は結局2時間遅れ。
・そしてやっとこさ飛んだ飛行機。大韓航空は温かい機内食が出ているんだろうなぁと実に侘しい思いをしながら日本航空の冷たい機内食を食べる。そこに、(食事前だったかどうかは忘れたが)機長よりワビの言葉と遅れた理由の説明の意訳。
「…(中略)××が作動しないという整備不良が見つかりました。このため、
整備不良箇所を探す点検方法を確認しておりましたが、中々見つかりませんでした」
ナ、ナンダッテー!!?(AA略)
「
ありとあらゆる手段を尽くして確認作業を行ないましたが、その結果大幅に遅れてしまったことを心よりお詫び申し(以下省略)」
たのむ、
たのむから、
ネタだと言ってよ、バーニィ…!!OTL
更に恐ろしいことに、ちなみに機長の説明の中に、「不良箇所を修理した」というくだりは
一言も出なかった。
さすが日本航空、
整備不良のまま飛んでもなんともないぜ!!
いやいや、日本の未来は明るい。なお、飛行機を降りる時、スチュワーデスの人が
まるで何もトラブルがなかったかのような普段どおりのスマイルで「マイレージバンクに加入しませんか?」とパンフを広げて催促してきたのには開いた口が開いたまま。
それはひょっとしてギャグでやっているのかと小一時間ほど(十字路^3)。
当然のように予定より大幅に遅れて成田に到着し、後のない東京行き電車に乗る。後から日本航空が出すらしい無料のリムジンバスに乗るとか言っていた事務所の人間も飛び込んできた。そっちのバスはどうしたのかと聞いてみれば、
出発までに1時間以上かかると言われたため、文字通り本当にマジギレしてこっちにしたらしい。
たのむからネタだと(以下省略)
以上、
全て実話。
とにかくあまりに面白かったので航空名そのまま記載。最近航空会社の不祥事がぼろんぼろんとニュースに出るが、アレってまじで氷山の一角なのだなぁ、そして他人事じゃないんだよなぁとしみじみ。ここを読んでいる皆様、飛行機にはくれぐれも気をつけられたし。まぁネジの一本や二本落ちたところですぐにバラバラになるよーな事はなかろうが、な?