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「ジンマシン」というものにかかる。最初は虫さされかなぁと思っていたが後から後から次々とかぶれの跡が出てくる。ひょっとして布団に悪い虫でもいるのかと勘繰ったりしてみるが、朝起きると顔も大変なことになっていた。満員電車の中、朝方さぞかし周囲の客はヒキまくったことだろうな。
・そして周囲に心配され(=敬遠され)て医者に行き、初めてジンマシン、それもどうやら食べたものによるものだということが判明。しかし私は昨晩は動物性たんぱく質は食べていないのだが…わからん。だが顔中が火照って痛かった。んなもんで仕事も早々に切り上げて(でも7時前)帰宅する。
・内服薬を2回ほど飲むと大分落ち着いてきたような気もするが、食べたのは昼はから揚げ弁当、夜はネギミソおにぎりと今まで食べたことがあるものばかりで、何より生まれて初めてだったものだからどーも気持ちが悪くて。さっさと掃除しろとかそういうことか。
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ハリエンジュ(ニセアカシア)が特定外来生物に指名か。ここまで広げておいて今更遅いよとツッコんでやりたい所だが、しかしながら国交省は新規に植栽するのはやめたらしいが地方では未だに使っているという実情を考えれば正しいのかもしれない。
・ニセアカシアのハチミツは美味い、というかこれが使えなくなると日本の養蜂はジャンプ大ピンチというのは容易に想像できる。別に指定されたからといって生えてるやつを切るのは植えられてる場所の管理者なわけで(当然自然保護団体他の突き上げは来るかもしれない)、行政のやる気次第とも言う。
・ニセアカシアはどこでも簡単に生える上に、種だけじゃなくて折れた根っこや枝からでも生育してしまう大変繁殖力の強い植物である。つまりダム道路法面の緑化に使うと、あっという間に下流にまで広がり河川敷を緑に染める。更に、元々は法面緑化と補強のために持ち込まれたシロモノなのだが、日本ではン十年経つと土地が悪いのか勝手に根崩れを起こして倒れてしまうという、結局は法面緑化にも使えないとわかった植物らしい。
・ちなみに記事の地球温暖化だとか大気汚染がどうのとかは別に他の(在来)植物でも可なのでナンセンス。そして「全部悪というのはおかしい」ということに対しては上記。繁殖力がハンパでないので(繁殖力があるから外来生物なのだが)、とりあえずある水系であれば上流から下流まで一斉絨毯爆撃をしないと労力(と税金)のムダになるのである。そもそも養蜂業者はどこかの土地を囲い込んで蜜の出る植物を植えているわけではないだろうし、街路樹として植えたハリエンジュを切られるとかなり厳しいことになるのかな。結局のところ、美味しい蜂蜜が取れなくなるからやめろとしか言えないのかも。
・それ以前に文章上は養蜂業者に同情的な口調で書いているが、この記事ってある意味諸刃の剣だよな。
・ただ、ひとこと言わせてもらうと、荒川の河川敷でばかでっかい林を作っているニセアカシアを見るとぜつぼーてきな気分にさせられます(苦笑)。こんなものチェーンソーとユンボがないと無理だヨ!