私の感覚は人とずれています。
まあ、育った環境と育成してくれた人達が若干アレだったのも起因してますが。
特に服装に関して人よりわけわからんこだわりがございました。
いえ、けっしておしゃれな方向ではなく(笑)
小学校に上がったとき、ブルマ姿をただのパンツ一丁と同義だと憤慨し
体育だろうとなんだろうとブルマになることを拒否したのを皮切りに(笑)
洋服についているレースやリボンをはさみで切り取るだの
ピンクなんぞ着るかボケエエエエエ、と言い放ち少年用のパジャマを買ってもらったり
かと思えばフレアのロングスカートや丸襟のブラウスを所望したり
それで周囲が安心したのもつかの間、アーミーパンツと安全靴がお友達になったり。
あんたとは話にならん!とか言っちゃって母親と洋服のチョイスで大喧嘩になり
同級生の母親だの近所のお姐さんだのが順繰りで洋服屋さんに連れて行ってくれてたのも
ま、いい思い出よね(笑)若かったのよ私も(笑)
細かいところに文句が多いなあと自分でも思っていました。
でも妥協はしたくなかった。
「なきゃ、探す」「見つかるまでさがす」「代わりのものとかいらないです」
それらは私がわがままな性格だから発生しているのだと思っていました。
が。
「あなたの洋服を毎週見るのが楽しみなんですって」
ととある先生が生徒のつぶやきを耳打ちしてくれたのが確か最初だったでしょうか。
一緒にいるお友達に洋服のことを聞かれたり
実はあなたの〇〇と似たやつを探したのよと言われたりが増えて
そうかこの変なこだわりも捨てたものでもないらしいと思えるようになりました。
んで、最近になってようやくこのこだわりみたいなものは私のセンスってやつで
それは洋服だけじゃなくていろんなものにも通じるものなのだと気がつきました。
今きづいたのかよと言われると苦笑いするしかないのですが^^;
風来坊商店で作る手芸品とか
それを作る布地とかに対して
私は大分慎重です。
一歩間違うとごみになりかねない、と思っているからです。
誰かのお役に立つには気に入ってもらわなくちゃ。
それにはまず自分が納得できる色柄を選ばなくちゃ。
もちろん、品質もね。
で・・・何が言いたかったんだっけ。
そうだ、センス、センスね(笑)
ある意味センスで勝負する世界に片足突っ込んでるわけですよ。
ある意味しあわせです。
そしてセンスへの認識の甘さを明日の記事にします。
ほんとに私はあほです。いい年になるまでそういうのに気がつかないんだから。