風来坊商店の原点は「まだそれなんとか化けるんじゃね?」です。
とはいえ、当人そんなにエコロジストではありません。
使い捨て文化にあやかって生活しているのは確かです。
でも・・・なんでもすぐ捨てるのは好きではありません。
自分の用事で手に入れたものを、今使わないからとポイ捨てするのは
かなあああああり気が引けます。
かといって全部を押入れや戸棚にしまうことが美しいとも思いません。
使われることが使命として形になったのにそれじゃかわいそうです。
じゃーどうするか。
使ってくれる人のところに行こうね君ら!
そのための手間なら私は惜しみなく提供するよ、と思えるのです。
そういう考えから始めたのがフリーマーケットへの参加です。
儲けたいのではなく、手元のこいつらに活躍してほしいから。
というわけで大事にしてくれそうにない方からの値引き交渉とか
テンバイヤーな方からの取引交渉には応じない姿勢でいたりしました。
かわいがってもらえそうもない所へは嫁がせませんよ。たとえモノでもね。
そうしているうちに
「たしかにこのままだと使いたくないかもなあ」
と思えるかわいそうな子たちが気になるようになりました。
せめてもうちょっとこのへんがかわいければ・・・
そこから始まったのが風来坊商店の物作り部門です。
古物たちを材料に、化けて、好んでくれる方のところへ。
再び道ができるための手間なら惜しまない、そう考えてきました。
で、現在。
商品開発の試作中です。
バケラッタなものを商品化しようと思って^^
出来たら一過性のものではなく長く作り続けていきたいので
商品開発って結構慎重なんですよ、当方。
つまんないクオリティのものじゃ、結局はぞんざいにあつかわれるしね。
第二の人生でも輝いて欲しいので、もうちょっと試行錯誤。
出口は見えてきたのでもうちょっとお待ちを。今月中の発売を目指します。
大量生産ではできないことができるのが、零細の強みさ!
ぐふふ。