お茶が好きなので、都会のお茶やさんにはよく行く。
おいしいケーキも出てくるならなおのこと行く。
というわけでおフランスのとあるティールームには比較的よく行く。
遡る事数ヶ月前のこと。
私はそのティールームにのこのこ出かけた。
お会計のときにお茶のお話を店員さんとした。
どんなのが好みですかというので、スミレのお茶が好きと答えた。
でも、なかなか入ってこないんですよね?と在庫を尋ねた。
そしたらそうなんですよ、今も在庫ないです。
でも発注できますよというので、んじゃあお願いします~、と頼んでおいた。
で、最近「入荷しました!」と電話をもらったので受け取りに出かけた。
店員さんが茶葉をサリサリと小袋につめ、
さあお会計ですよ、となってからレジで首を傾げ始める店員さん。
お待ちください、と言ってどこぞにすっとんで行って戻ってこない。
何がトラブったのだ???
茶葉はあるのに。ほええ???
大分経ったころ、フランスから届いた大袋を持った店員さんが戻ってきた。
「こちらでお間違いないですか?中身を確認してください。」
見ると茶葉に花弁がいくらか入った華やかなかんじ。
あれ?おかしいな?
私が頼んだのは香料のみのピン紅茶ですよ、たしか。
見せてくれてるお茶はなんだか単価が高そうだよ。
「これスミレのお茶ですか?何か見た目が違う。」
「スミレはスミレなんですが・・・これはビオレッタです。」
「ん?バイオレットじゃないの?」
「誤発注してしまったみたいなんです。バイオレットは通年商品です。」
でも・・・と店員さんが言いよどむ。
季節商品の「ビオレッタ」は通常だと特別パッケージのみの販売だそうで、
茶葉のみのグラム販売は「前例がない」そうで。
なんでこんな注文が通ったのかわからないし、
もっと言うとグラム単価がわからず現在泡くって問い合わせ中だという。
「じゃあ、通年商品のバイオレットとこちらのビオレッタ、どっちもください」
と伝えてみるとなんだか更に混乱したお顔に。
何がそんなにあなたを困らせてるのだ?^^;
そして店員さんは再びお待ち下さいと言って目の前から消えてしまった。
なーにーがー、起こってるのー???
で。店員さんが戻ってきたんだけど、不可解なことをおっしゃるんですよ。
「こちら通年商品のバイオレットです。単なる発注番号の書き間違いだそうです!」
(・∀・)え、何言ってるの?それビオレッタでしょ?中身完全に違うやん!
不可解な顔した私に店員さんが言う。
「フランスから発送するときに、書き間違えたそうです。」
え、ああ、そうなの・・・?半信半疑になってきた私(笑)
通年商品バイオレットのお値段を支払って家に戻ってきました。
そしてお茶をいれてみる、飲んでみる。
んー・・・ビオレッタだよねこれ。
いいのかなあ・・・お値段全然違うじゃん。
ていうか私が飲みたかったのはバイオレットだよねえ・・・・(笑)
というわけで再びバイオレットを取り寄せて貰うかどうか迷ってる。