●主人公「Kenji Suzuki」の日記という形で語られるフィクション、A Way Out。
ここのコンテンツって「『主人公Kenji Suzukiが書いた日記』という形で進行するフィクションの物語」ですよね。 それにしては、実在する読者からの感想にフィクションであるところの主人公がタイムリーに反応しすぎな感があるんですけど(笑)。まあ、それはさておき。
私は、この物語の主人公の
「Kenji Suzukiなる人物」って実在しないって思ってるんですよ。だって、フィクションなんだから。
まあ、hns projectの自称M&A担当とか、Namazu Projectのcommiterになったとかいうこの「Kenji Suzuki君」なんですが、そんなフィクションの人物が実在プロジェクトのメンバーになっている(作品内で就任したという記述があるもんだから)というのは非常に興味深いですね。Linux conferenceでのspeakerとして彼が出てくるっていう話もありましたが、結局ドタキャンされて他のプロジェクトメンバー(これは実在)の方が発表されてましたよね。さすがにああいう場で冗談かますのはヤバイってことでみなさん自制したんでしょうけど(苦笑)。
それにしても、作品中で
「日記の作者がフィクションかどうかは別の話です。 」って「Kenji君」に作者が言わせているのはいかにも迂闊。
A Way Outは日記風のフィクションで、「Kenji Suzuki君」は実在しない架空の人物なわけですが、その作者は存在するに決まっているじゃないですか(笑)。別の話どころか、作者までフィクションなわけないじゃない(大笑)。
たとえ、それが文章自動生成プログラムによるものだったとしても、複数の筆者の持ち回り方式によるものだったとしても、作者っていうのは居ますよね。
まあ、A Way Out作者の人(A Way Outの主人公であるところのKenji Suzukiにあらず)が実在する読者の感想に答えるのなら、それなりに項をあらためるなりの配慮は欲しいですね。>「A Way Out」作者の人。
それから、作品に対してお詫びなりなんなりの文章を出すなら、架空の物語の主人公の日記っていう形でKenji君に代弁させるのは良くないと思いますね。
ふつう、そういうのって作者が作者っていう立場で書くものですから。
あと、本当に聞いてみたいのはhns ProjectやNamazu Projectに参加してる人って、仮想の物語のキャラクター「Kenji Suzuki君」をプロジェクトメンバーとしてリストアップしていること、もしくは、
実在するプロジェクトメンバーの「Kenji Suzuki氏」をモチーフにしたA Way Outという作品を誰かが書いているっていう事をどう思っているのだろうという事。
どちらにしても、あの作品中のKenji Suzuki君のキャラクターってけっこう支離滅裂だから、あんまりイメージキャラクターとしては使えないような気がするんだけどねぇ…(苦笑)。
まあ、「実在するかどうかは知らないがhnsやnamazu Projectに参加しているKenji Suzuki氏をモチーフにしたと思われるKenji Suzuki君を主人公にした日記風物語A Way Outを書いているペンネームKenji Suzukiさん(または全く別の人、作者集団、もしくは自動文章生成プログラムの作者。)」でもなんでもいいですんで、作者の人にあの作品について語って欲しいですね。もちろん作者の文章として。