風邪でひっくり返ってたら、大人の科学の真空管アンプ到着。
さっそく作る…と言っても組み立てだけで「作る」と言うものでもない。簡単に出来た。
こいつ…検索しててどうやら高能率の8Ωスピーカーなら鳴らせそうだと言う事なので、
昔にFE-107Eで自作したスピーカー(買って来た箱にぶち込んだだけ)をつないでみる。
むぅ…ちゃんと実用に鳴りますぜ、こいつ。
先にキットスピーカーが面白い音なので書いとく。キットスピーカーの音は、遠い遠い
昔に聴いた真空管アンプラジオの音がする。多分、子供の頃に聴いたラジオは、こんな
音をしていた奴もあったと思う。ま、映画なんかで聴いた「レトロな音」を勝手に自分
が聴いたつもりになっちゃってるのかも知れないけどね。
なんでこんな事を言うかと言うと、スピーカーの生い立ちが似てるのかも知れない。
セルラーホーンが僕が聴く様な昔の真空管ラジオについていたとは思えないけど小出力
の音を一生懸命に効率よく使おうとした時代は同じだと思う。
などと書きつつ、こいつで12,390円かよと思ったろ?たじろいだろ?>俺。
で、前述のFE-107Eで自作したスピーカーにつないで聴いてみた。
俺には十分な音量で、良い感じに鳴る。エフェクタなどで作り出す「真空管アンプ」の
音のオリジナルそのものである。
まぁ、難点は真空管の入手性を考えると、いつまで使えるか不安な点だが、そう言う
趣味の世界に安価に入れるのは面白い事である。でも、1S5と3A4の値段が高騰しちまい
そうだなぁ(笑)
と、言う訳でキットを買って「しもたぁぁぁぁ」と思った人は、手持ちの別のスピーカー
なり適当なアクティブスピーカーをバラシてつなげるなりしてみることをお勧めする。
大丈夫、それなりに面白い買い物であった事は間違いなさそうだ。
三極化して遊ぶとか、結構遊べそうだしね。