さて、困った。
勉強しますと宣言はしたが…うわぁぁぁぁ…どうしよ。
もはやLinuxはインストールして遊ぶ程度なら屁でもないくらい安定している。
実際、Ubuntuに至ってはググる必要が無いくらいである。
かと言ってMacOS Xから日常生活をLinuxに移したところで、音楽聴きながら文章
書いたり読むくらいの生活は勉強にも何にもならんのである。
むぅ、何か課題、課題が必要だ!っつー分けでNASって見る事にする。
NASと言ってもSambaとNFSサーバ立てりゃ良いだけの話なのでこれだけでは面白く
ないので何処まで貧乏ったらしく耐障害性が上げられるかを勝負にしてみたい。
NASな日々#1 考える。
さて、家庭においてNASとはなんぞやと考えてみる。
考える必要等無いのである…答えはとっくに出ている…AT互換機にわざわざ自分でLinux
を入れて、NASマシンを構築するなんて行為自体が無駄なのだ。
何しろ、Appleのルータにはディスク共有機能があるし、最近じゃネットワークディスク
なんて呼ばれて叩き売り状態である。
ついでに言えば、かなり冗長性も確保されている、RAID1は珍しくなく、RAID-5でも
それほど珍しくない。
I/O DATAのLANDISK Homeが1TBで7万円。
高く見えるが、AT互換機で実現しようとした場合、4台のハードディスクとマザー、
ケース、メモリで4,5万は飛ぶので手間を考えればこちらの方が賢い。RAIDカードを
買えば、費用は逆転する。
それでも自作した場合のアドバンテージはと考えると、機能追加が容易なことくらいしか
思い浮かばない。ただ、機能追加は諸刃の剣である。いたずらにセキュリティホールを
増やし続けつつ、ただのNASと名付けたマシンになるのが目に見えている。
ふと、思いついたのがバックアップ。
そもそもNAS自体をBackup用のストレージになったりするのだが、こいつ自体のBackup
をきめ細やかに出来るのはメリットだなと思う。
ハードディスクの単価が安い昨今では、無理にRAID-5にせずに、安価なRAID-1+バック
アップ用の外付けHDDってのもアリだろ、と思う。
と、言う訳でバックアップを重視するとして…では自作の欠点はどうだろう?
誰もが思いつくのが保証がないことだと思うが、NASの場合はセキュリティを考えると
深刻度は増す。NASは性格上、常に電源が入っている。つまり24時間動きっぱなしである。
それだけにセキュリティも脳みそを使わなくてはならない。
この時点で普通の神経であれば、市販のNASを使うだろうが…それでは勉強にならん。
…と、言う訳で、バックアップ機能を追加したNAS、セキュリティはがんばろう、と
言うところで今日のNASな日々はおしまい。