妙にハイテンションな明るい話題の直後にじめじめした話で恐縮だけれど、、、
わたしは、911でショックを受けて以降、精神科に通院するようになり、不安障害と診断され、2年以上にわたって精神安定剤や抗不安剤を飲み続けている。
その影響(副作用)で性欲が減退し、今ではほとんど消失してさえいるようだ。
皮肉なことに、セックスの問題に最もこだわり、NAMでもジェンダー/セクシュアリティ(男女という制度)の問題を一貫して取り組んできたのに、性という最も人間的な部分で、「どうでもいい」というような気持ちになってしまったのだ。
Aセクシャルというわけでもない。
Aセクシャルを知らない方は、以下を参照__
http://www.asexual.jp/
純粋に不安障害の症状に加え、薬物の副作用なのだ。
薬物で性指向sexual orientationや性自認sexual identityが変異するかどうかの人体実験、とでも冗談でいえそうだが、冗談にもならない。
何を(誰を)見ても欲情せず、何ヶ月も射精しないでも平気なのが当たり前になってしまった。
セックスのことばかり考えていた中学や高校の頃から比べれば、信じられないことだ。
必ずしも良い変化だとも思えない。
どこか淋しいし、一生このままでいいとも思えない。
ただ、今は、性━━セックスよりも、むしろ生死の問題、希死念慮の問題のほうが前面に出て、より重要度を増しているために、性のことを大切にする余裕がないのだろうと思う。
反戦運動に向かうのも、それが生死にダイレクトに結びついているからだ。
911の映像のショックは今でも忘れられない。
アメリカがバグダッドを空爆開始した「衝撃と畏怖」の日のことも忘れられない。
性欲が消失した代わりに、言葉で形容できないほどの支離滅裂で苦しい悪夢に毎朝襲われ、抜け出すことができなくなった。
夢のなかでこれは夢だと分かっていても、金縛りのようになって、抜け出せないのだ。
性欲の部分が消滅した代わりに、心的エネルギーが歪んだ方向に備給された結果が、この毎朝の苦行のような時間だと思う。
勿論、睡眠薬の副作用などの可能性もある。
醒めない悪夢 から 醒めよう。
不信 猜疑 憎悪が極大化された 一年前の状況は 人為的・人工的に作り出された 実験室内の状況に等しい。
まさに あのときこそ わたしたちは モルモット だったのだ。
もう モルモット であり続ける必要は どこにもない。
醒めない悪夢 から 醒めよう。
人間に なろう。