素人はたぶん、引き出しや棚よりも、おもちゃ箱をより好ましいと感じる。どんなおもちゃが自分に必要なものなのか、素人はそれすら分からないけれど、とりあえずおもちゃ箱を探していれば、何かが見つかる。「とにかくここを探せば目当てのものが見つかる」という感覚が、素人を安心させる。それは非効率かもしれないけれど、マニュアルが読めなくてもどうにかいける。

整理タンスにおもちゃが格納されてしまうと、見た目はたしかにすっきりするけれど、おもちゃ箱を取りあげられたばかりの子供は、もしかしたら目当てのおもちゃが見つけられなくて、泣き出してしまう。整理タンスというものは、それぞれのおもちゃが、自分にとってどんな意味を持ち、それをどう分類したいのか、子供にそんな認識が生まれて、はじめて役に立つものだから。

（ふ）「きゅうけいじかんはたのしいねぇ～」
お母さん「ふうちゃんはいっつも休憩時間みたいなもんだよ」
（ふ）「うん」
お母さん「あっははは」
（ふ）「おっかしいねぇ～」

「バーチャルとリアルの区別がつかない」って言う奴の方が バーチャルとリアルの区別がついてない法則

アメリカの音楽産業や映画産業が「海賊行為は悪だ」と言うとき、その理由として、海賊版が横行すれば音楽産業やハリウッドの映画産業が衰退してしまうことを挙げるのが常です。しかし、アメリカの学生たちは正直、ハリウッドやレコード会社がどうなろうと知ったことではないと思っています（笑）。ただし、彼らはアーティストのことは大切に思っています。

彼らは単純に「レコード会社は悪（evil）だ」と思っているのです。アメリカのレコード会社はアーティストたちに十分な対価を払わず、彼らからお金を搾取することで悪名高く、レコード会社はアーティストとはっきり対立する存在と考えられています。

違法と知りながら乗る人もいる。最近、ピストを購入した都内の専門学校の男子学生（２０）は「後輪に固定ギアが付いていて、スピードを制御できるから、ブレーキは前輪だけで良いと思っている。ブレーキについては自己責任で良いのではないか」と言い切る。